続・ROCK‘N’ROLL退屈男

読み難い駄ブログに付き、御注意下さい。

「本手打ちうどん 庄司」【川島】

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◆「本手打ちうどん 庄司」【川島】

 

 ◎「肉汁うどん」七五〇円+「中盛(五五〇g)」一〇〇円+

  「えび天(野菜天付)」四〇〇円

 

 …生きる支えの週末の休日も、如何言う訳だか、早くも終わろうとしており、

  既に心はぞみぞみと騒ぎ始め、明日からの一週間を憂いて戦慄いている…。

  今朝は八時過ぎに寝床からのそのそと這い出し、午前中は極めて自堕落に過ごす。

  食糧の買い出しがてら外出し、昼御飯も済ませてしまおうと言う寸法。

  何と無く、腰の効いた極太の饂飩を確りと噛み締めたい気分で、

  其の手の饂飩と言えば「元祖 田舎っぺ」なのだが、偶には他を当たろう。

  彼是と検索していると、川島町に人気の饂飩が有る様なので、現場に急行する。

  正午に家出をし、四〇分掛けて何とか、先日の颱風で氾濫した越辺川に近い

  此方へと辿り着くが、何てこったい、店舗前の十七台分の駐車場は満車。

  暫し、途方に暮れて待っていると、一台空き、駐車して店内へ。

  扉を開けて入ると、六〇席と言う広い店内で、待ちが三組八名程。

  名前を記入し、椅子に腰掛け、グッと堪えて耐えて待つ。

  一〇分程で、二〇人掛けの長い食卓席に案内され、相席でヨッコイショーイチ。

  壁に貼り出された献立表を眺め、女中さんに発注を済ませる。

  厨房内は御店主と男性店員氏、後は女中さんが六人の八人編成と言う大所帯。

  其りゃそうだ、此の席数で此の客数で、後から引っ切り無しに訪れる人気店。

  冷水を呷ったり、携帯電話を弄ったり、店内を眺めたり、三〇分弱ヂッと待つ。

  そして、腹の虫が喚き始めている腹っ減らしの腕白中年の前に配膳される。

  先ずは、武蔵野饂飩の基本の「肉汁うどん」。

  饂飩の上には、紐革饂飩の様な形状の端っこの部位の耳が鎮座している。

  少し遅れて、天麩羅も揃い、薬味の葱と卸生姜を投入したら、さあ頂こう。

  饂飩の麺を一本手繰れば、やや色黒の飴色で、つけ汁にドヴンと浸して啜る。

  埼玉県産の小麦を使用したと言い、全粒粉の色味だろうか。

  「田舎っぺ」程の太さはないが、粉の風味が強く感じられる太麺は、

  冷水で確りと〆られ、噛めば口内であうんあうん言ってしまう腰と弾力が良い。

  つけ汁は枕崎産の鰹の厚削りや利尻昆布でゆっくりと旨味を煮出した醤油味。

  其処に豚肉の脂が染み出し、葱の甘味と相俟って、旨味が迸る。

  矢張り、埼玉県人は武蔵野饂飩が好きだ。

  勿論、深谷生まれなので、煮餺飥や水団も好きだ。

  続いては、天麩羅に取り掛かろう。

  「えび天(野菜天付)」と謳うが、海老、舞茸、竹輪、甘唐辛子、薩摩芋と、

  五種類も入って四〇〇円と言うのは有難く、言わずもがな、揚げ立てで熱熱。

  藻塩の様な茶色がかった塩で頂けば、さっぱりとして、素材の旨さが愉しめる。

  海老は一口目は塩、次はつけ汁にたっぷりと浸して、一度で二度美味しい。

  饂飩は中盛りで五五〇瓦と言うが、そんな量感は無く、ぺろりと平らげ、

  最後は耳の部位をちゅるんと啜れば、モチッとして、粉物の良さが堪能出来る。

  つけ汁も残らず飲み干し、鰹出汁と豚の脂の旨味を残らず頂く。