◎「つけ麺(中)」八五〇円+「メンマ」二〇〇円
…金曜日。
此の日も運良く独りぼっちで昼御飯を摂る機会に恵まれ、今週は既に、
「らーめん 改」、「らーめん 元楽」に御邪魔しており、
「中華ソバ ビリケン」は限定の提供は無しと来て、さて困った。
一〇月十六日以来、三ヶ月振りの此方に御邪魔しようと、浅草六区方面へと遠征。
十三時四十五分に到着し、瀟洒な木戸を開けて店内に入って食券を購入。
毎度、此れ一辺倒で、食券を御店主に手渡し、促された席にヨッコイショーイチ。
浅草界隈は最早、日本人の数よりも、中華人民共和国人の方が多いだろう。
すっかり赤化された街と成ってしまった。
変な感染症が蔓延らなければ良いが…。
冷水を呷り、薄ぼんやりと過ごしていると、一〇分程で器、丼、皿が配膳される。
前回から麺麻は別皿で提供される様に成り、冷水で〆た麺の上に乗せては、
折角、鉄板で軽く焼いた熱が冷めてしまうと言う配慮からだろう。
其の麺麻を全てつけ汁に移したら、さあ、麺を手繰って浸して啜ろう。
つけ汁は御馴染みの魚介豚骨だが、世間に蔓延るあの味わいとは一線を画し、
粘度は低く、サラッとしているが、確りと豚骨の骨粉と魚粉が詰まっている。
濃厚過ぎず、かと言って淡白過ぎず、絶妙な塩梅のコクとすっきり感。
甘味は微糖程度で、酸味は無く、鰹の風味が嗅覚、味覚に訴え掛けて来る。
今は無き「麺屋武蔵 江戸きん」、浅草の老舗「与ろゐ屋」で修業したと言い、
其処で培われた手法と、夫々の良い所を取り入れたと言って良かろう。
粘度は低く、サラッとしているが、確りと豚骨の骨粉と魚粉が詰まっている。
濃厚過ぎず、かと言って淡白過ぎず、絶妙な塩梅のコクとすっきり感。
甘味は微糖程度で、酸味は無く、鰹の風味が嗅覚、味覚に訴え掛けて来る。
今は無き「麺屋武蔵 江戸きん」、浅草の老舗「与ろゐ屋」で修業したと言い、
其処で培われた手法と、夫々の良い所を取り入れたと言って良かろう。