続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 六文銭」【宮原】

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◆「麺屋 六文銭」【宮原】

 

 ◎「もりそば(中盛)」八九〇円+「味付け玉子」一一〇円

 

 …あっ!バイトの時間だ!

  と言う事で時間が無いので手短に、備忘録代わりに。

  朝からホスピタり、然も、二軒も梯子すれば草臥れる。

  十一時半に昼御飯を摂るべく、今年最初の「六文銭」詣。

  此の日最初の客の様で、先ずは券売機で食券を購入するが、何てこったい、

  「トッピングチャーシュー(40g)」の釦には「✕」の赤い灯りが点っている。

  仕方無く、叉焼を増さずに何時もの食券を購入し、女将さんに手渡し、

  冷水を汲んで、止まり木にヨッコイショーイチ。

  御店主の姿が無く、仕入れに時間が掛かっているのか、女将さんが調理開始。

  十五分程で配膳され、今年一発目の此方の味を堪能しよう。

  麺を手繰り、つけ汁に浸して啜る。

  安心、安定の「東池袋大勝軒」仕込みの味わいに嬉しくなる。

  甘酸っぱさが心地好く、豚骨、鶏ガラの動物系の出汁が迸り、どっしり感も有る。

  麺は強靭な腰が効いていて、歯を押し返さんばかりの弾力。

  此のモチモチ感は素晴らしく、茹で時間に十二分を要する自家製麺は秀逸。

  中盤、卓上の卸大蒜をつけ汁に投入し、コクとパンチを加える。

  叉焼は軟らかさと程好い噛み応えを併せ持ち、蕩ける旨さに悶絶。

  味付け玉子は齧れば黄身がどぴゅんと飛び出し、最高の状態。

  最後はつけ汁を飲み干し、何度頂いても旨いと唸り、満足して退店。