続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「寿司居酒屋 太郎丸」【上大岡】

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◆「寿司居酒屋 太郎丸」【上大岡】

 ◎「満腹にぎり」一〇〇〇円

 …今日も腰の痛みが尋常ではないので、至って簡素に記そうかね。
  と言う訳で、今日も暑い中、腰の痛みを引き摺って、仕事と言う名の戦場へ行く。
  もう、いっその事、腰骨を木槌で木っ端微塵に叩き割って欲しい…。
  此の表現は、腰痛を患った事の有る人しか分からないだろうな。
  湘南新宿ライン京浜急行線を乗り継ぎ、上大岡へ、やっとこさっとこ辿り着く。
  新人の同僚の方と、初対面でも何とか落ち合え、仕事に雪崩れ込む。
  昼前に、金沢、と言っても、横浜の金沢区から同僚の方が合流し、十三時に昼御飯に。
  外は相変わらず、焦げ付く様な暑さで、好い加減、嫌気が差す…。
  偶には、「インドカレーハウス サニー・タージ」で印度カレーでも頂こうと出掛けるも、
  何てこったい、定休日で閉店ガラガラ…。
  他に行き場を失った中年三人は、以前に一度だけ御邪魔した事の有る寿司居酒屋へ向かう。
  二〇一〇年五月十二日以来、二年四ヶ月振り、二度目の訪店。
  店内に入れば、カウンター席と、回転寿司のレーンが廻る席と、テーブル席が有る。
  殆どの客は、地元の老人と思しき集団で、昼間から酒を呷っている。
  畜生!羨ましいじゃないか!
  年金暮らしで、昼酒を遣れるだなんて、今の老人は良い時期に生まれたな。
  僕が其の歳に成る頃は、年金なんて一円たりとも貰えないのだろうから…。
  其れは兎も角、奥のテーブル席に座る様に、無愛想にあしらわれ、そそくさと着席する。
  昼時のメニューは、前回頂いた「にぎり定食」を始め、「鉄火丼」等、七〇〇円均一が相場。
  然し、腕白向けの「満腹にぎり」と言うのが有り、迷わず此れを発注。
  パクワンはプクマンに限る…。
  さて、御茶も中々出て来ず、暫く放置プレイをされ、五分以上経って水分補給が出来る状態に。
  そして、十五分程でシースーが遣って来る。
  流石、プクマンだけあって、十五貫盛られており嬉しい。
  先ずは、甘い玉子から遣っ付ける。
  普段、発注する事は無いだけに、先ずは好きではない物から片付ける主義だ。
  蛸は久し振りに頂いたが、安価な寿司の盛り合わせには欠かせない。
  烏賊の下足は生で、コリコリとした食感。
  烏賊は二種類有り、先ずは鮪の隣りの烏賊から頂こう。
  身は薄目に切られており、甲烏賊だろうか。
  海老は湯掻いた物で、甲殻類特有のブリッとした歯触りが良い。
  小鰭は言わずもがなだが、「鮨処 いっしん」の物と比べたら可愛そうだが、
  皮は固く、決して食べ易い物ではないが、江戸前寿司には欠かせない物なので、まあ良い。
  〆鯖も同様で、パサパサ気味なのが切なさを呼び起こす…。
  緑色の軍艦は、珍しい所でオクラのみ。
  こう言う粘粘は地味に好きだ。
  もう一つの軍艦は、明太子ではなく鱈子だ。
  魚卵フェチには堪らないな。
  縁側の脂の載りは控え目だが、甘味が有って良い。
  鮪は二種類有り、二貫と一貫。
  二貫の方は赤身で、一貫の方は中トロではないが、違う種類の鮪であると分かる。
  生鮪ではないだろうな。
  最後に残したのは、軍艦の葱トロ。
  トロと言うよりは、鮪の剥き身と言った感じ。
  腹も膨れ、プクマンに成った所で、理想はルーネー…。