…目覚めて、床に入った儘カーテンの隙間から空を覗けば、抜ける様な青をしている。
気分が乗れば独りで池袋演芸場へ足を運ぼうと考えても居たが、
七月以来、すっかりが足が遠退いてしまうと、如何しても億劫に成ってしまう。
と言う事で、好天の今日は引き篭り決定。
せめてもの娯楽にと、昼酒を愉しみに、毎度の此方の暖簾を跳ね上げる…。
気分が乗れば独りで池袋演芸場へ足を運ぼうと考えても居たが、
七月以来、すっかりが足が遠退いてしまうと、如何しても億劫に成ってしまう。
と言う事で、好天の今日は引き篭り決定。
せめてもの娯楽にと、昼酒を愉しみに、毎度の此方の暖簾を跳ね上げる…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…僕が昼に訪れると、此の後、仕事に出掛けるかも知れないと言う気遣いから、
ママさんが必ず「生で良いですか?」と確認して呉れる。
「はい」と言う返事と共に、ジョッキに黄金色の液体が注がれて遣って来る。
清々しい爽やかな天気と、昼間から心置き無く呑める贅沢に感謝!
最高だな…。
…僕が昼に訪れると、此の後、仕事に出掛けるかも知れないと言う気遣いから、
ママさんが必ず「生で良いですか?」と確認して呉れる。
「はい」と言う返事と共に、ジョッキに黄金色の液体が注がれて遣って来る。
清々しい爽やかな天気と、昼間から心置き無く呑める贅沢に感謝!
最高だな…。
◎「小鰭」一六〇円
…メニューを眺めると、生憎、「あんこう肝」が無い様なので、摘み無しで寿司に取り掛かる。
すっかり「新子」の時期は終わった様で、何時もの小鰭に戻った様だ。
〆た酢の加減が心地好く、ツンと効かせた酸味が疲れた身体に沁みて行く。
…メニューを眺めると、生憎、「あんこう肝」が無い様なので、摘み無しで寿司に取り掛かる。
すっかり「新子」の時期は終わった様で、何時もの小鰭に戻った様だ。
〆た酢の加減が心地好く、ツンと効かせた酸味が疲れた身体に沁みて行く。
◎「〆さば」二三〇円
…何時もの通り、「小鰭」の後は決まって「〆さば」。
此れから益々鯖に脂が載り、旨い時期に成り、何とも愉しみだ。
相変わらず〆具合が絶妙で、身は脂の載りも良く、旨いとしか言い様が無い。
身と皮の間の脂の甘さが実に旨い。
…何時もの通り、「小鰭」の後は決まって「〆さば」。
此れから益々鯖に脂が載り、旨い時期に成り、何とも愉しみだ。
相変わらず〆具合が絶妙で、身は脂の載りも良く、旨いとしか言い様が無い。
身と皮の間の脂の甘さが実に旨い。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…寿司と言えば日本酒と言う印象だが、麦酒も良い。
腹が膨れてしまうと言うのは有るが、全てのネタに合うのが良い。
…寿司と言えば日本酒と言う印象だが、麦酒も良い。
腹が膨れてしまうと言うのは有るが、全てのネタに合うのが良い。
◎「みそ汁」
…昼間にサーヴィスの味噌汁を久し振りに出して頂いた。
海老の頭で出汁を取った味噌汁は、表面に僅かに海老の味噌が溶け出しているのが見える。
海老の風味がフワッと鼻腔を刺激し、甘い風味が堪らなく旨い!
蟹汁も良いが、出汁としては個人的には海老の方が好きだ。
◎「鰺」二三〇円
…今日は鰯の入荷も無い様なので、鰺が一つ繰り上がって登場。
最近、少々疲れが溜まって怠い日が続く事が有るが、寝込まずに済んでいるのは、
定期的に青魚を頂いている恩恵なのであろう。
プリッとした身は仄かに脂も載り、さっぱりと頂ける。
◎「みる貝」五一〇円
…昨晩、「和彩楽酒 かもん」で赤貝を頂き、貝フェチ魂に火を点けられてしまったので、
貝の中で僕が最も好きな海松貝を、久し振りに頂く。
特有のコリッと、クニュッとした歯触りが良く、深い甘さが口一杯に拡がる。
此れから訪れる牡蠣の季節に思いを馳せ、貝の旨さを実感する。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…此れでは麦酒の勢いも止まるまい。
カラッと晴れた湿度の低い日は、殊更、麦酒が美味しく感じられる。
…此れでは麦酒の勢いも止まるまい。
カラッと晴れた湿度の低い日は、殊更、麦酒が美味しく感じられる。
◎「子持ちしゃこ」三二〇円
…此方も久し振りに頂く逸品。
甲殻類の上に、プチプチとした卵を存分に孕んでいると言う狡い品。
煮ツメを塗って貰って頂くと、口の中でプリン体の爆薬庫が一気に弾ける。
身のプリプリとした弾力は海老に似ている。
◎「煮穴子」三二〇円
…昨晩、「和彩楽酒 かもん」で穴子の天麩羅を頂いたが、今日は寿司で。
此方を訪れたら絶対に外せない逸品。
天麩羅の食感とは違い、ふっくらと柔らかく、あっと言う間に融けてしまう程。
煮ツメの甘さも程好く、甘い物が嫌いな僕でも大丈夫な上品な甘さ。