続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」【京王堀之内】

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◆「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」【京王堀之内


 ◎「小ラーメン」七〇〇円

 …先日、今年の「二郎」系の食べ初めを「ラーメン麺徳 東上野店」で果たしたが、
  其れは飽く迄も亜流なので、今回は「二郎」直系店での食べ初めをすべく、
  相模原での仕事を終え、中央自動車道国立府中インターチェンジ経由で帰る途中に寄る。
  先客は二〇名近く居り、心が折れそうに成るが、心を奮い立たせて寒い中を並ぶ。
  十五分程で食券を買う段に成り、更に一〇分程経って漸く着席出来る混み具合。
  今回も決まって「小ラーメン」を大蒜、野菜増しで発注。
  早速、寒さで悴んだ手で蓮華を持ち、スープを啜る。
  此方の特徴である乳化したスープは円やかな味わい。
  然し、今日のはカネシが立っている印象で、キリッとした輪郭が現れて来る。
  ん~、矢張り旨い!
  萌やしとキャベツの盛りは控え目だが、其れでもてんこ盛りの状態。
  シャキシャキ感が強く、さっぱりと頂ける。
  やや茶色味を帯びた太麺は、モッチリとした食感が快い。
  ツルツルとした喉越しも旨さの要因と成っている。
  豚は超巨大な肉の塊で、八頭の煮物の様な大きさ。
  カネシに浸かっていたと見え、味が染みており、適度に辛さが有る。
  齧り付くとホロホロと解れる固さが丁度良い。
  そして、異変が訪れる。
  後半に差し掛かる頃に成ると、腹が一杯でペースが遅くなり始める。
  其の予兆は食べ始める前から有った。
  昨晩、食事を抜いて、昼間に一日振りの食事を摂ったが、其れから七時間近く経つと言うのに、
  一向に空腹感が無く、食べ始める前から食べ切れるか如何か不安に陥る程だった。
  明らかに苦しく成り、水を飲んでは休み、汗を拭っては休みを繰り返し、
  やっとこさっとこ完食し、何とか事無きを得る。
  野菜増しを頼んでおき乍ら、食べ切れずに残すのは死罪にも匹敵する悪業。
  そんな事をしては、先祖代々祟られる…。
  病み上がりの身体が完璧ではないのか、将又、もう歳なのか。
  そう言えば、此の年末年始に寝込んだ所為で、矢鱈と老け込んだ気がする。
  鏡を見ると老犬の様で、犬と同じ速度で年老いている気がする…。
  暫く「二郎」は食べられそうにないかしら…。
  腰は、田舎の婆さんの様に曲がった儘、痛くて真っ直ぐに成らないし、とっとと寝てしまおう…。