続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「三丁目 にしや食堂」【日進】

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◆「三丁目 にしや食堂」【日進】


 ◎「とりもも肉のカリカリ焼き定食」七〇〇円

 …昨日の尋常ではない暑さの所為で、夜中も小窓を開けて寝たのだが、
  其の疲労からか、夜中に何度も目が覚め、矢鱈と寝返りを打った気がする。
  別段、暑さに魘された訳ではないのだろうが、日中の疲れが表出したのか…。
  其れでも、休みの日と成れば、寝起きも其れなりに良く、九時半過ぎに起床。
  起き抜けに毎度の「ぶらり途中下車の旅」を観、薄ぼんやりと過ごす。
  其の後は洗濯機を廻し、風呂に入り、洗濯物を干すと言う何時もの休日。
  家事は本当に面倒臭く、侘しさと、切なさと、心許無さが渦巻く…。
  正午過ぎに漸く洗濯物を干し終え、疾うに腹の虫が喚き始めている為、昼御飯を摂りに出る。
  今日は昨日程ではないが、蒸し暑さが有り、思わず半袖で出掛ける。
  伺うのは、独居老人の胃袋支えて下すっている貴重な此方。
  昼時に行くと満席で、何時もより少し時間をずらして行った今日でさえ、ほぼ満席状態。
  客が帰ったばかりの席に何とか腰掛け、何を頂こうかと熟考に入る。
  今日の御薦めが記された黒板には「冷やしたぬきとちまきセット」と言うのが有る。
  然し、昨日の昼は「モスバーガー」で麺麭食、夜は「和匠喜酒 かもん」で呑んだものの、
  炭水化物は摂取しておらず、其の所為で物凄い空腹感に襲われている。
  其の為、もっとガッツリとした、腕白な物を頂きたい気分。
  と成れば、余りの嵌り具合に、僕の悪い癖である、嵌り過ぎると其れ一辺倒に成ってしまい、
  挙句には食べ過ぎて飽きてしまい、其の後、全く食べられなくなってしまうと言うのを危惧し、
  敢えて封印していた「とりもも肉のカリカリ焼き定食」を解禁するしか無いと考える…。
  前回頂いたのは、三月十四日以来で、約二ヶ月振りに禁を解く。
  久し振りに対面する其れは、相も変わらず堂堂とした佇まいで、
  皿から食み出さんばかりに、旨さを最大限に主張しているかの様だ。
  さて、先ずは端っこの小さめの所から箸で摘んで頂く事としよう。
  此の「とりもも肉のカリカリ焼き」に於いて、最もカリカリしているのが端っこだ。
  こんがりと狐色をして、見た目だけで香ばしさが伝わって来る。
  頬張ると、其の名の通り、カリカリとした軽い歯触りで、香ばしさが鼻から抜ける。
  そして、真ん中に近い部位は、サクサクとした食感も感じられ、カリカリだけではない。
  恐らくは、大蒜、生姜を中心としたタレに漬け込まれており、味付けも絶妙。
  しっかりと味が染み込んでいる上に、黒胡椒のピリッとした隠し味の様な辛味が爽やか。
  鶏肉は薄く叩かれており、厚い儘の鶏肉では此の旨さは表現出来ないであろう。
  厚く切った物は肉汁も溢れて旨いは旨いが、此の「カリカリ焼き」には不向きだろう。
  薄くないと、此の軽い歯触りには成らないであろう。
  此れを、別皿のマヨネーズとタルタルソースを塗し乍ら頂けば、最高の定食だ。
  付け合わせは千切りキャベツ、ゲッティーサラダ、赤茄子。
  味噌汁の具は若布と豆腐で、然も、若布がふんだんに入っており、頭髪の行方が気に成る僕には、
  何とも嬉しく、有り難い味噌汁で、沁々と美味しく頂く。
  約二ヶ月振りに頂いたが、飽きるどころか、其の旨さを久し振りに再確認出来て良かった…。

にしや食堂 [ その他 ] - Yahoo!グルメ



住所: 埼玉県さいたま市北区日進町3丁目225
営業時間、定休日:
最寄り駅: 日進(埼玉県)
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※2010年5月22日時点の情報です。
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