続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「レストラン かきの樹」【東松山】

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◆「レストラン かきの樹」【東松山

 ◎「ロースカツカレー」九〇〇円

 …天気もはっきりしないし、其の所為でシーコーもズイマーなのかしら。
  昨日は仕事が午後からだったので、朝一で御医者に出掛ける。
  此処最近の二回は、担当の男性ではなく、女性に施術して貰う事が多く、
  其の都度、身体の中心部の核燃料棒を熱く滾らせているのだが、今回は男性に戻る。
  チェッ!っと心の中で舌打ちをしたが、欲を言っている場合ではない腰の痛みだ。
  確かに、女性の場合は当たりが優しいので、エロティカルな妄想を爆発させてしまうが、
  男性の場合は矢張り、力が強いので、痛みに直接、グッと指が減り込むので良い。
  疲労すると痛みを発症する源の筋を、グイグイと押して揉み解して貰うと、痛いが気持ち良い。
  御蔭で、最悪の状態の時よりは随分と軽くなり、補装具をきつく巻き、
  動く際に慎重にすれば、何とか痛みを感じずに済む。
  然し、疲労が溜まって来ると、否応無しに激痛が襲うが…。
  と言う訳で、昨日、今日と肉体労働に従事し、東松山へと向かう。
  仕事も何とか進捗良く進み、ピリピリとした状態の中で齷齪と労働するのだけは免れる。
  十三時に成り、四人して昼御飯を摂りに出掛ける。
  大通り沿いに在る、小ぢんまりとした街の洋食屋風の店が気に成り、いざ潜入。
  四人でぞろぞろ入ると、店内は丸太小屋の様な木の造りで、喫茶店の様な佇まいだ。
  六五〇円の日替わりメニューが有ると、店頭の看板で情報を得る。
  席に着き、店内を見回すと、日替わりメニューの他に、二種類のカレーが黒板に されている。
  卓上のメニューを眺めると、ハンバーグや生姜焼き、ポークソテーやチキンソテーが揃っている。
  おおっ、此れぞ、洋食屋だと嬉しくなるのも束の間、何れも単品の金額だ。
  貧乏人なので、単品で八〇〇円もする料理は発注出来ない。
  と言う事で、日替わりの鶏の唐揚げの味噌味のソースを掛けた物も六五〇円で惹かれたが、
  豚肉の脂身を頂きたくなり、黒板の「ロースカツカレー」を発注してみる。
  洋食屋でカレーを頂くと言うのも、中々に乙なものだ…。
  待つ間にパーソナルなコンピューターを開いて電子書簡を開封する。
  そして、白い平たい皿に装われたレーカー登場。
  加齢臭のする中年が、カレー臭のする食事をする…。
  銀の匙を手に取り、カレーは飲み物なので勢い良く喰らう。
  第一印象は、生クリームが垂らしてある所為も有ろうが、優しい口当たりで、
  又、何処と無くデミグラスソースの感じが遠くの方に透けて見えるかの様。
  此れは良いと、立て続けに頬張っていると、次第に辛さがじわりじわりと浮かび上がって来る。
  一気に身体中の毛穴と、尻のアナ○がバッと開いたかの様で、汗が突如として噴き出す。
  常人ならば然程、辛いと感じないのだろうが、如何せん、辛い物が苦手、猫舌、そして暑がりの僕だ。
  ルウの中に野菜のゴロゴロとした感じは無く、野菜嫌いには有り難い。
  さて、上に乗った豚カツはと言うと、厚味は無く、薄っぺらいと言った方が適切だろう。
  然し、カツカレーの場合、余り分厚いと、主役のカレーを潰してしまうので、
  主張し過ぎない程度の厚味、薄い位が丁度良いのかも知れない。
  其れにしても、ハムカツの様な感じだ…。
  そうは言っても、匙で千切れる程に柔らかく、或る程度、豚肉の良さは堪能出来る。
  其れにしても暑く、節電営業中と言う事も有り、冷房は点いていない。
  思わず窓を開け、涼しい外気を取り込み、汗で身体が冷え、清清しい心持ちだ。
  九〇〇円は少々値が張るのと、福神漬けが欲しかったのが悔やまれるが、平らげて午後の業務へ…。

~御負け~
六月十三日
◆「ぎょうざの満洲」【東松山
 ◎「ダブル餃子定食」五〇〇円
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