続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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 ◎「味噌らーめん」八四〇円+「半熟味付け玉子」無料

 …月曜日の朝の目覚めは頗る悪い。
  前の晩は二十三時半には寝床に入り、七時間以上寝ている筈なのだが…。
  矢張り、眠りが浅いのだろうな。
  夜中に何度も寝返りを打つのに起きた覚えが有る。
  ぐったりとした朝を迎え、渋渋、目を無理矢理見開いて起きる。
  腰に確りと補装具を巻き付け、贅肉を締め付け、背広を着込んで出掛ける。
  満員電車に押し込められ、池袋へ辿り着く。
  溜まった残務を熟し、時折、座り位置を変えつつ、腰を庇って仕事する。
  十二時半を廻り、凝り固まった身体を解放してやるべく、昼御飯を摂りに出る。
  月末の金欠病、且つ、減量大作戦実施中に付き、牛丼か立ち喰い蕎麦で誤魔化そうと思うも、
  そう言えば、毎月、月替わりの限定メニューを提供する此方で、今月は頂いていない事に気付く。
  先月、九月は「The トマトつけめん」を頂いたが、今月は「味噌らーめん」とな。
  いそいそと、「鶏のアナ○」もとい、「鶏の穴」を目指す。
  因みに、池袋には「マミちゃんのアナ○」もとい、「馳走麺 狸穴」と言う店も在る…。
  そんな下品な話は兎も角、店に遣って来ると、ちゃんと限定メニューの貼り紙がしてある。
  店頭の券売機で、「限定」と言う釦の食券を購入し、店内に突撃。
  空席も有り、何とか席を確保する。
  食券を手渡すと、何時も通り、昼時は「半熟味付け玉子」が無料で付くと言うので御願いする。
  痛風を発症したと言えども、折角の打診を無碍に断る理由は無い…。
  温い冷水を呷っても、何ら美味しくないが、確りと水分補給に努める。
  さて、一〇分程で待望のラーメンが、腹っ減らしの中年の目の前に差し出される。
  鶏白湯の店で頂く味噌ラーメンとは、一体、どんな味なのかしら。
  いざ、蓮華でプースーから啜ると、鶏白湯特有の緩いとろみが感じられる。
  真っ先に感じられるのは、味噌の塩気と酸味がガツンと来る。
  能書きでは、八丁味噌白味噌等に鶏白湯スープを合わせ、大蒜で香りを付けた香味油で仕上げたと言う。
  此の味噌の酸味は八丁味噌だろうか。
  大蒜の風味も強くはないが、其の風味は中々で、味噌と大蒜との相性は抜群だ。
  次は、「ラーメン 二郎」宜しく、野菜を遣っ付ける。
  キャベツ、萌やし、韮が入っているが、量は多くない。
  麺は中細と言おうか、とろみの有るスープが善く絡み、するすると入って来る麺。
  シコシコとした食感で、腰も適度に有る。
  鶏叉焼は一口大に切られており、味付けは確りと付いており、丸で、鶏の照り焼きの様な感じだ。
  鶏白湯の店だから仕方無いが、豚肉の叉焼も頂いてみたいな…。
  プースーはと言うと、食べ進むに連れ、鶏白湯の円やかさが幅を利かせて来て、
  滑らかさが増し、味噌の味の角が取れて来る様な感じがする。
  塩味も随分と和らぎ、〆はプースーを程好く啜り、汗だくで店を出る。
  次回は、十一月の限定メニューの際に御邪魔しよう。