続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ 北浦和店」【北浦和】

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 ◎「ラーメン(並)」七〇〇円

 …昨晩。
  昨日は午前中に病院の整形外科に通い、MRIを受診し、腰の状態を診て貰い、
  十五時からは恒例の整体院に通い、背骨の歪みを矯正して貰い、二本立てで腰痛に立ち向かう。
  然し、痛み止めの薬の力は矢張り絶大で、薬が有れば人間らしい暮らしが出来る。
  そうは言っても、此の先、ずっと「ロキソニン」を服用し続ける事に些かの不安も有る。
  薬が効き難い体質に成ってしまうのも何だな…。
  さて、十七時を過ぎた頃に出掛ける。
  会社の気の合う同僚の方々に声を掛け、毎度のギスカンへ。
  会場は何時もの北浦和に在る「生ラムジンギスカン 十勝平野」。
  四人で「ラム肉」八人前、「上ラム肉」八人前、「ラムのたたき」をしこたま頂き、
  麦酒、「鍛高譚」で流し込み、此れでもかと言う程に羊肉の旨さを堪能する。
  其の後は居酒屋で音楽談義に花を咲かせ、二十三時も過ぎたので〆に取り掛かる。
  言わずもがな、此方で暴力的なラーメンと決まっている。
  四〇前後のおっさん四人で、いざ突撃。
  店内に入り、券売機の前で逡巡する。
  腹は八分目だが、羊肉をさんざっぱら頂いた後は、プースーの入ったメンラーはツイキーか。
  プースーの無い「まぜそば」の方が食べ易いかと考えつつも、何時ものラーメンにしてしまう。
  自重して「並」でね…。
  カウンター席に陣取り、食券を手渡し、酒で朦朧としつつも馬鹿話は尽きない。
  さて、トッピングを訊かれ、身体に悪いと知りつつも、「全増しで」と答える駄目中年。
  こう見えて、僕は結構、破天荒かも知れない。
  深夜に無茶する荒くれ者だな…。
  丼を受け取り、卓上の醤油ダレをドレッシング感覚で野菜に振り掛けたら食事開始。
  先ずは、蓮華でプースーから啜る。
  ゲンコツ、鶏ガラ、背ガラ、モミジ、香味野菜を八時間丹念に炊き込み、旨味だけを凝縮する為、
  余分な水分を飛ばし、其の後、ゼラチン質が多いトロトロした凝縮スープに背脂を投入し、
  背脂を入れる事で其の凝縮されたスープにコクと旨味と甘味を与え、麺との絡みが格段に増すと言う。
  其の能書きの通り、例えヘベのレケでも、五臓六腑に染み渡ると言うか、全身に隈無く、
  毛細血管、リンパ管を通って、身体の末端に迄行き渡る様な旨さは最高だ。
  ギスカンでも舌鼓を打ったが、此方でも見事に舌を撃ち抜かれる。
  野菜はと言うと、シャキシャキとクタクタの中間で、僕の好みの茹で加減なのは御墨付き。
  麺を引っ張り上げれば、極太の縄の様な麺が御目見えする。
  「ニッセーデリカ」の特注麺は、強靭な腰を持つゴワゴワした極太麺で、
  強力粉のオーションだけで打たれた麺は、強い小麦の風味を持ち乍らも独特の食感を持つ逸品。
  表面のツルツルした感じは、「浅草開化楼」で慣れた僕からしたら、若干の違和感は未だ有るが、
  暴力的なプースーに負けない強靭な歯応え、食べ応えを持つ極太麺は力強さが漲っている。
  プースーとの良く絡んで、持ち上げも良く、旨いのは間違い無く、あたりきしゃりき車引きだ。
  大蒜の刺激も心地好く、腰痛、花粉症に効いて呉れれば有り難い。
  豚は分厚く、バラ肉巻いた物で、過去に何度か製法等が変更に成った事が有ったが、
  此処最近は、安定した旨さを保っており、以前の様な茹で豚には戻って欲しくない。
  確りと、十分過ぎる程に呑んだ〆を実施して解散し、大蒜臭を撒き散らして帰宅する。