続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ザ・ラーメン スモールアックス」【大井町】

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 ◎「小ラーメン」六五〇円

 …右の5S椎間板ヘルニアと診断されたが、此処最近、何だか左も痛い。
  痛み止めの薬を服用してるにも拘わらずだ。
  何と無く痛みと言うか違和感が有り、いつ何時、大きく爆発するかも知れないと思うと怖い…。
  花粉症の症状は幾らか軽くなり、嚔の数が減り、腰の破壊されそうな恐怖感は随分減ったが、
  姿勢の悪さや、腰への疲労の蓄積から来る痛みには怯えている…。
  日曜日からの胸糞の悪さも少しは解消され、気分も少しは落ち着く。
  然し、寝起きの悪さは相変わらず。
  高血圧患者なのに、如何してこんなにも寝起きが悪いのか。
  況してや、歳を取って、早起きが特技、趣味の歳回りに成って来ている筈なのだが。
  何も言われなければ、一日中、只管に寝ていられる程だ…。
  そんな中、勇気を振り絞って起き出し、身支度を整えて勤めに出る。
  満員電車に揺られ、今日は大井町へ。
  仕事に雪崩れ込めば、卒倒しそうな程に仕事が山積。
  大井町に何泊かしないと帰れないのではないかと言う位。
  黙々と片付け、十三時に一先ず休憩を。
  腹が減っては戦は出来ないしね。
  週末の花見の出費で、今週は大人しく、慎ましく過ごそうと、昨日は牛丼で済ませるも、
  其処は矢張り、生来の堪え性の無さが顔を出し、毎度の此方へと言う悪い気が起きてしまう。
  まあ、毎日欲求を我慢しても、精神的に破綻したら元も子もないのでね。
  勇んで出掛ければ、今日は先客一名のみで安堵してみる。
  券売機で食券を購入し、冷水を汲み、端っこの席に陣取る。
  店内には相変わらず、牙買加の音楽が流れている。
  さて、一〇分強でトッピングを訊かれ、何時もの様に「野菜、大蒜で」と告げ、丼を受け取る。
  慎重に丼を持ち、傾け、先ずはプースーから頂こう。
  茶濁したプースーは、一見して旨味が凝縮している様に見え、何とも堪らない。
  微かに乳化し、醤油ダレの味わいの角が削ぎ落とされ、円やかさが口内を優しく包む。
  新規開店した当初はもっとすっきり、さっぱり系の味わいだったが、此処最近はずっとこうだ。
  胃袋にじんわりと染み入る様で、貴重な一杯を堪能しよう。
  野菜は言わずもがな、シャキシャキとクタクタの丁度中間の絶妙の茹で加減。
  野菜にプースーが染み込み、野菜嫌いの僕でも苦も無く、丸で兎の様に食める。
  丼の奥底から麺を引っ張り上げれば、自家製麺の緩やかな縮れの効いた麺が出て来る。
  此方もプースーを吸っていると言うか、良く馴染んで、麺が茶色に染まっている。
  表面はややざらつきが有り、むっちりとした弾力の有る食感が心地好い。
  麺自体に味わいが有り、炭水化物好きとしては、此の麺を摘みに酒を呷れそうだ。
  大蒜も刺激的で、プースーに溶け出し、其れを麺が拾い集める様に纏わり付き、
  パンチの効いた味わいを齎して呉れ、花粉症、ヘルニアに効果が有れば良いのにと切に願う。
  そして、豚はと言うと、最近、如何も出来が余り良い物に当たらない。
  毎日こうなのか、若しくは、僕の運が無いだけか…。
  旨かった時が有るだけに、其れとの再会を願うが、今回もパサパサ気味で硬さが有り、
  筋っぽい部位も有り、ブリンブリンとした感じで残念さは否めない。
  まあ、豚の良し悪しだけで此方の全てを判断はしないが、又何時か、旨い豚に当たりたいものだ。
  確りと腹拵えをした御蔭で、最近、徐々にデヴに戻りつつある…。