続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「北海道らーめん 味源」【渋谷】

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◆「北海道らーめん 味源」【渋谷】

 ◎「味噌らーめん」六八〇円+「ライス」無料

 …昨日。
  怒濤の十四連勤が終わり、火曜日に一日だけの休日を挟んで出勤。
  たった一日休んだ所で、十四連勤の疲労が癒される筈も無く、直ぐに出勤。
  まあ、此の日、一日頑張れば、木曜日が休日だ。
  然し、其の次の休日が未定と言うから怖いわね…。
  此の日は何時もより早起きし、一〇時から渋谷で研修が有る為に出掛ける。
  朝の満員電車と言うのが久し振りで、余計に疲れてしまう。
  研修を受け、十三時過ぎに三〇分の休憩を言い渡される。
  二日酔い気味なので、取り敢えず、胃袋に何かを押し込みたい。
  時間も限られている。
  折角なので、ラーメン位は食べたい。
  然りとて、人気の高いラーメン店で頂く程の時間は無い。
  こう成ったら、贅沢は言えないので、渋谷では昔から見掛ける此方へ。
  率先して入ろうと言う店ではないだけに、こう言う機会でないとね…。
  店に入り、先ずは券売機に向き合う。
  店内にはチェーン店らしく、画一的なメニューの貼り紙が目立つ。
  チェーンの北海道ラーメン店なので、味噌、醤油、塩が揃っている。
  大概、味が多い店と言うのは期待が持てない。
  まあ、寒いし、こってりとした味噌味で温まろうかと試みる。
  此の手の店で無駄遣いしても何なので、「味噌らーめん」の食券を購入。
  鰻の寝床の様な店内で、奥へと入るのも億劫なので、手前の席に着席。
  食券を手渡すと、「ライス付けますか?」と訊かれ、咄嗟に「はい」と答える。
  ストレスで三キログラム位痩せたが、食欲だけは有るので困る…。
  五分程で丼が運ばれ、ラーメンを見ると、自棄に白っぽいな。
  白味噌だろうが、先ずは啜ってみよう。
  とろみが有る様な無い様な感じで、思ったよりもこってり感が有るかしら。
  何だかはっきりしない様な、ぼやけた感じ、此れがチェーン店ならではだろう。
  動物系の出汁に味噌が加わるが、白味噌なので大人しい感じと言うか、
  円やかでコクが有るのだが、パンチには欠けるか。
  塩気は有り、其の点だけでは合格点だろうか。
  麺の上には萌やしが乗っており、挽き肉と一緒に炒め合わされている。
  麺は札幌ラーメンの様な黄色い縮れ麺だが、余り印象に残らない。
  プースーとの絡みは悪くないのだが、チェーン店と言う先入観だからだろうか…。
  具は萌やしの他に、叉焼、麺麻、若布と言う構成。
  叉焼はあの「ジャンクガレッジ」との共通点を見付ける。
  うん、豚臭さが一緒…。
  汗だくで食べ終えるも、忙しない中での食事、不本意な食事で満足感は無いな。