続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

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◆「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

 ◎「濃厚煮干しつけ麺(大)」七八〇円+「肉増し」三〇〇円+「メンマ増し」
一〇〇円
 …昨日は何だか一日中、生活の歩調やら、体調を取り戻せずに終わった。
  午後に炬燵で午睡に興じたが最後、怠さが半端では無く、
  十九時に成っても動き出す気力が起こらず、酒も呑まず、何も喰わず、
  二十一時には寝床に入り、駄目さ加減に拍車を掛ける…。
  もう、若くないなとつくづく実感した。
  深酒をしたり、無茶をすると、立て直すのに相当な時間が要る事を。
  早く寝床に入るも、花粉症の鼻詰まりで、一時間置きに目が覚め、
  熟睡とは程遠く、気付けば朝の八時…。
  良く寝たと言う感覚は丸で無く、寝床で何度と無く寝返りを打っていただけ、
  そんな寝起きの悪さは有るが、休みと言うのがせめてもの救いだ。
  起きて風呂に入り、身を清め、今日も今日とて、倦怠感がずしりと圧し掛かる。 
  何かが憑依しているかの様に、首周り、肩から腰に掛けて怠い。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、正午過ぎに徐に動き出す。
  酒は止し、ラーメンだけにして置こう。
  さて、宮原迄歩いて「麺屋 六文銭」に久し振りに行こうかと真剣に悩む。
  然し、億劫、面倒臭いと言う、先天的な病気が出て、回避する。
  ズボラ出血熱なので…。
  と言う訳で、一番近い此方へと自然と足が向き、一ヶ月振りの訪店。
  待ちは無く、中に入り、券売機で食券を購入する。
  何時もの様に「濃厚煮干しつけ麺(大)」、「肉増し」、「メンマ増し」で。
  三枚の食券を差し出し、着席し、冷水を呷り、花粉を流し去る。
  店内が騒がしいと思ったら、凡そ、学業には専念していないであろう、
  女子高等学校生が四人して、食事が終わってもだらだら、ペチャクチャと、
  駄弁っていて、内容の無い会話を続けており、如何も耳障りだ…。
  一〇分強で、つけ麺が配膳され、此方に集中しよう。
  麺を手繰り、つけ汁にドヴンと沈め、サッと啜る。
  花粉症で鼻詰まり気味だが、煮干しの風味が鼻からフッと抜ける。
  此の煮干しの風味、味わいには何だか惹かれてしまう。
  鶏を中心とした動物系の出汁は、とろみが感じられ、自然の甘味が心地好い。
  粘度も高めなので、麺をどっぷりと浸してしまうのは厳禁だ。
  日本蕎麦の要領で、七割程を浸して啜るのが良かろう。
  「完全国産小麦麺」と謳う麺は勝手知ったる旨さ。
  冷水での〆、水切りも先ず先ずで、腰、弾力、張り、艶、何れも良い。
  三六〇グラムだが、あっと言う間に、ペロッと平らげられる。
  さて、具の叉焼は相変わらず、味付けが甘目の濃い味で、
  赤身の部位はホロっと解れて軟らかく、脂身はプルンと蕩けて最高だ。
  「半肉増し」でも良いのだが、如何にも、止められない。
  脂身たっぷりの部位も入っていて、脂っこさは無く、コラーゲンたっぷりで、
  味付けも宜しいので、幾らでも食べられそうだ。
  麺麻はコリコリ、シャキシャキの歯触りが心地好く、此れも外せない逸品。
  最後はつけ汁を飲み干し、腹が余計に出る駄目中年…。