続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 六文銭」【宮原】

◆「麺屋 六文銭」【宮原】

 …漸く永い、過酷な一週間が終わり、待望の休日を迎える。
  然し、此の土日が明ければ、十三連勤と言う現実が待ち構えている…。
  心身共に重苦しく成っている。
  昨晩も二十三時半前に帰宅すれば、絶望的な疲労感。
  午前一時過ぎに寝床に転がり込み、明け方、腓返りを起こし、死にそうに成る。
  何だろう、あの痛みは。
  午前中は動ける気配も無く、極めて自堕落に過ごし、正午を廻る。
  天気も良いので、腓返りを起こした脹脛のリハビリテイションがてら、
  少し歩いて昼御飯でも食べに行こうと、宮原へと歩き出す。
  先日「フレンチバル セゾニエ」に御邪魔したので、此方にも御邪魔しないと。
  昨年十一月二十一日以来、四ヶ月半振りに訪店。

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 ◎「ラガー瓶ビール」四九〇円 
 …店内に入れば、空席は僅かに空いている。
  券売機で食券を購入するが、前回は「エビス中ジョッキ」を頂いたが、
  偶には独り、手酌で瓶麦酒と言うのも良いなと、「ラガー瓶ビール」の食券を。
  着席し、食券を提示し、麦酒と一緒に、麺を素揚げした物が出て来る。
  小さ目のコップで、良く冷えた麦酒をキューっと呷れば爽快感。
  歩いて来て、少し火照った身体を冷却して呉れる。

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 ◎「もりチャーシュー(中)」一二一〇円
 …さて、ラーメンはと言うと、此れと決めていた。
  以前、御店主がブログに掲載しており、叉焼が余りにも美味しそうだったので。
  少々値は張るが、まあ、偶にはね。
  ほら、十三連勤前の御褒美にね…。
  つけ汁を見ると、以前と比べ、随分と白濁している。
  何でも、年明けに鍋を変えた様で、圧力鍋を使って炊く様に成ったと言う。
  何れにしても、愉しみである事に間違い無い。
  いざ、麺を手繰り、つけ汁に浸して啜る。
  おっ、見立て通り、乳化した感じで、円やかさとコクが増している感じだ。
  其の分、「東池袋大勝軒」っぽい甘酸っぱさが影を潜めたと言うか、
  酸味の角が取れた様な印象を受けるが、個人的には此れは此れで好きだ。
  食材だけでなく、醤油や料理酒等の調味料も厳選し、完全無化調に拘っている、
  御店主の姿勢には敬意を表したい。
  麺は、石臼挽きの全粒粉を使用した自家製麺
  太さが有り、全粒粉らしく、黒い粒子も見て取れる。
  歯を押し返さんばかりに腰が強く、モチッとした弾力と粉の風味が強い。
  此の力強さは素晴らしい。
  さて、器の中で一際存在感を放っているのが、御店主自慢の叉焼
  那須高原豚を使用しており、通常の叉焼よりも厚味、大きさ共に桁違い。
  早速喰らい付けば、いや~ん、最高に旨い!
  トロットロに軟らかく、赤身は程好く噛み締め甲斐が有るも、蕩ける程で、
  脂身はいとも簡単に溶けてしまいそうで、麦酒の摘みとしても最高。
  家を出る直前迄、「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」にしようか迷っていたが、
  此方にして正解だったと、心の底から思ってしまう。
  つけ汁も全て飲み干し、思わず、携帯電話会員に登録してしまう駄目中年…。