◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】
◎「くまもと応援 鶏まーゆ」八五〇円
…月曜日。
今週も何とか乗り切り、生意気にも、土日休みを頂戴出来ている。
後の記事で触れるが、此の所、体調が思わしくなく、今朝は大きな病院を受診。
さて、話は遡って、五月九日の月曜日。
連休も終わり、漸く、平常運転と言った感じ。
此の日は久し振りに池袋へと行き、午後から出掛けると言う何時もの形。
仕事の日は昼御飯を滅多に摂る、摂れる事は無いので、こう言う時位はね。
と言う訳で、月も改まったので、此方が気に成るわね。
月替わりの限定ラーメン、今月は何かしらと…。
店へと到着し、貼り紙を見ると、嗚呼、そう言う事か。
念の為、今年に入ってからを振り返ってみよう。
一月は「とろーりチーズのチゲらーめん」、二月は「トリミソラシド」、
三月は「とりちゃんぽん。」、先月は「トマトつけ」と来て、
今月は、熊本地震に絡んで、「くまもと応援 鶏まーゆ」とな。
此れは、「とらばーゆ」の駄洒落なのだろうか…。
券売機で食券を購入し、木戸を開けて中に入り、空席に腰掛ける。
食券を提示し、温い水を受け取り、出来上がりを待とう。
一〇分足らずで、限定ラーメンの御出座しだ。
見た目は、此方の鶏白湯ラーメンの熊本ラーメン版と言った趣きで、
奇を衒った感じは無く、直球に構成し直した感じを受ける。
先ずは蓮華を手にして、プースーから啜らないと始まらない。
おおっ、此方の売りである鶏白湯がドーンと来るが、其処へマー油が加わり、
熊本ラーメン寄りに変化させられ、コクが付加され、此れは旨いわぃ。
此方の鶏白湯はヴォテっと濃厚過ぎず、適度なとろみ、濃厚さを保ちつつも、
サラッと仕上がっているので、四〇のオッサンでも安心して頂ける。
マー油はと言うと、一時期、「なんつッ亭」に嵌って魅せられた。
此の焦がした大蒜の風味と、ほろ苦さ、コクはどれを取っても堪らない。
麺は真っ直ぐの細麺で、加水率は低目の物で、博多ラーメンを思わせる。
麺に関しては、鶏白湯に合う物を、と言う感じだろうか。
モソモソした感じで、茹で加減も硬めなので、個人的には大歓迎だ。
具の野菜は萌やしとキャベツ。
味付けは確りとしており、鶏肉の引き締まった弾力と歯応えが愉しめる。
他には木耳が入り、全体的に上手く纏まっている印象。
定価八五〇円の内、一〇〇円は義援金に回すと言う事なので、
間接的に、且つ、極めて細やかではあるが、被災地の為に成れば幸いだ。
被災地に平安が訪れる事を祈りつつ、プースーを飲み干すポンコツおぢさん…。
