続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

◆「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

 …月曜日。
  一時期は月に五日しか休めないなんて日も有ったが、最近は何とか、
  所定の休日日数が消化出来る所迄来ており、あと一歩と言った感じ。
  そんな休日の此の日。
  午前中は極めて自堕落に過ごし、正午を廻るも、今一、食欲も湧かず、
  食べたい物も無く、さて、昼御飯は如何しようかと思うも、考えが纏まらない。
  こんな時は、仕方無くと言っては何だが、此方で無難につけ麺を頂こう…。

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 ◎「瓶ビール(中)」五〇〇円
 …店に入ると、何処と無く、雰囲気が違っている。
  そう言えば、総入れ歯、十一月に改装で閉めている日が有った所為か。
  メニュー表が新調され、券売機も変わった様な気がする。
  一先ず、昼間っからパイイチ引っ掛けるべく、食券を購入して着席。
  瓶麦酒、コップ、摘みの麺麻を受け取り、ちょいと一杯。
  麦酒は爽快で旨く、摘みの麺麻には葱が塗されなくなった様だ。

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 ◎「濃厚煮干しつけ麺(並)」八〇〇円+「豚チャーシュー」二八〇円
  +「メンマ増し」一五〇円
 …何を頂こうかと考える迄も無く、「濃厚煮干しつけ麺」なのだが、
  冬季限定で「味噌そば」と言うのが有るが、八八〇円と言う値段に回避。
  まあ、頂いても良かったのだが…。
  さて、何時も通りのつけ麺に、「肉増し」が無くなり、「豚チャーシュー」、
  「鶏チャーシュー」に変わっており、言う迄も無く「豚チャーシュー」で。
  勿論、「メンマ増し」も忘れずにポチっとな。
  麦酒も残り四分の一と成った所で、つけ麺が配膳される。
  おっ、見た目も随分と変わったぞ。
  乗せ物の具が、つけ汁ではなく、麺の上に配置される様に成り、
  鶏叉焼が新たに乗せられ、叉焼はバラ肉を巻いた物に変更されている。
  面倒なので、麺の上の具を全てつけ汁に打ち込んでから頂く。
  ラーメンヲタクの方々は、つけ汁が冷めるからとかで、絶対にしないだろうが、
  僕は面倒臭がりで億劫、何より、ラーメンヲタクではないので構わない…。
  麺を手繰り、茶褐色のつけ汁にドヴンと浸して啜れば、
  つけ汁は以前よりも魚粉の量が増えた感じで、ジャリっと言うざらつきが有る。
  煮干しの風味は以前と然程変わらず、ガツンと来る感じではなく、
  仄かに薫ると言った塩梅で、大きな変化は見られない。
  濃度が高くなった感じで、以前の物よりドロッとしている。
  麺はと言うと、カウンター席に能書きが貼られる様に成り、変わった様だ。
  以前の物より、麺に黒い粒々が多く見られ、全粒粉の麺に替えた模様で、
  能書きには「全粒麺」としてある。
  北海道産全粒粉を丁寧に石臼で粗挽きした小麦粉と、
  天然鹹水を使用した希少な粉で、栄養価も大変高く、鉄分、ヴィタミンB壱
  食物繊維が豊富に含まれ、全粒粉独特の風味、甘味、食感の有る麺と言う。
  馬鹿舌、貧乏舌のトーシローにはさっぱり分からないが、旨いのは確かだ。
  さあ、具に取り掛かろう。
  先ずは、新たに加わった鶏叉焼は、低温調理が施されていると言う。
  しっとりとした口当たりで、ムチッとした食感も心地好く、胸肉だろう。
  鶏叉焼は余り好まないのだが、此れには好印象だ。
  懸案は豚叉焼
  某「ジャンクガレッジ」の駄目叉焼を想起させる白茶け具合に嫌な予感が過る。
  実食してみれば、豚臭さは無いものの、硬さ、パサつきが感じられ、
  以前の様な、大きさは無いが、味が染みて、ホロっと解れて蕩ける様な、
  秀逸な叉焼の面影は無く、此ればかりは、改悪と迄は言わないが、
  元に戻して頂ければ幸いと感じざるを得ない。
  麺麻は全く問題無く、ポリポリ、コリコリの良い食感、食べ出の有る物。
  最後はつけ汁をグイッと原液の儘に飲み干し、新しいつけ麺を堪能する。
  もう暫くは様子見で味わってみよう。