続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

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◆「らーめん つけめん 鶏の穴」【池袋】

 ◎「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」八〇〇円

 …昨日。
  睦月もあっと言う間に半月が過ぎ、すっかり、新年と言う事も忘れそうだ。
  其れだけ、日常に流され、忙殺されている証だな。
  本厄なので、果たして、今年一年持つか如何か、甚だ疑問だ…。
  さて、昨日は朝一で池袋に出向き、午後から蟹工船乗船と言う暮らし。
  十三時半に残務を遣っ付けて切り上げ、移動を開始する。
  と其の前に、偶には昼御飯を摂ってみよう。
  最近は金銭的に苦しいので、立ち喰い蕎麦で済ませたり、抜いたりしているが、
  月に一度の御愉しみを、此の日に頂いてみようと思い立つ。
  月替わりの限定ラーメンが提供される此方。
  念の為、二〇一六年の一年間を振り返ってみよう。
  一月は「とろーりチーズのチゲらーめん」、二月は「トリミソラシド」、
  三月は「とりちゃんぽん。」、四月は「トマトつけ」、
  五月は「くまもと応援 鶏まーゆ」、
  六月は「ハニーマスタードあえ麺 とりのプーさん」、
  七月は「冷やし中華始めました 梅雨梅梅(つゆばいばい)」、
  八月は「あっさり冷やし塩らーめん」、九月「タイ風ヌードル タイフーン」。
  一〇月は「みどりぃぃぃぃ!」、十一月は「エビ味噌」、
  十二月は「カキとほうれん草のらーめん the オイスターズ」。
  年が改まり、今年の一発目は何だろうかと店に向かい、店頭の貼り紙を確認。
  「酸味と辛味のハーモニー さんらーたん。」とな。
  う~ん、二〇一五年九月の限定麺で、ネタ切れ、使い回し感が強い…。
  券売機で食券を購入し、木戸を開けて中に入り、カウンター席の合間に。
  食券を提示し、温い水を受け取り、出来上がりをヂッと待つ。
  一〇分強で、配膳され、一年四ヶ月振りの対面。
  丼からは、酸味と辛味を帯びた湯気が立ち上っている。
  いざ、蓮華を手に取り、先ずはプースーから啜ろう。
  とろみが有り、餡掛けに成っており、酸辣湯麺と言う物を、
  此れ以外に頂いた事が無いので分からないが、何れもそうなのだろうか。
  正に、酸味と辛味が一気に感じられるが、尖った感じや嫌味は無い。
  餡掛けに溶き玉子が入っているので、円やかさが有るのだろう。
  プースーの基本は鶏清湯だろうか。
  酸っぱ辛い中に、じんわりと旨味が浮かび上がって来る様だ。
  貼り紙には、程好い酸っぱさと辛さのスープにとろみを加え、
  優しく温かなラーメンに仕上げたとしてあるが、言い得て妙だ。
  麺は細麺で、ツルっとした表面で、加水率高目の物。
  此れも、通常の「白鶏らーめん」等同様に、「三河製麺」製だろうか。
  茹で加減は軟らか目だが、スルスルと、餡掛けも絡んで通りが良い。
  具は木耳、刻んだ韮、白髪葱が入り、肉っ気は無し。
  其の分、八〇〇円と言う、何時もより安い設定なのだろう。
  プースーは全て飲み干し、身体を中から温め、蟹工船オホーツク海へ…。