続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「中華そば 弌」【東大宮】

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◆「中華そば 弌」【東大宮

 ◎「中華そば(特製 全部のせ)」九八〇円+「中盛券」無料

 …酒を呑まないと、一気に心が雪崩式に崩壊するので手放せないが、
  最近は酒を呑むと、翌朝に残り、怠さが増し、吐き気も酷くて辛い。
  何れにしても、八方塞がり、手詰まりの状態…。
  昨日は、薄汚れちまった心を清らかにしようと、都内の神社仏閣巡り。
  芝大神宮、増上寺泉岳寺高野山東京別院、羽田神社、穴守稲荷神社を廻り、
  蒲田に辿り着き、期待していた「もつ焼き いとや」で肉刺し的な物を肴に、
  焼酎を呷るも、一見客、外様ならではの居心地の悪さに大宮へと帰り、
  酒と寿司、刺身を買い込み、拙宅で歌謡曲を聴き乍ら、深夜一時半迄深酒。
  今朝は九時半に何とか寝床から這い出し、風呂に入り、身を清める。
  今日は、明日からの激務に備え、ゆっくりと過ごしたいと思うが、
  家に居ても食糧が無いので、買い物がてら、昼御飯を外で済まそう。
  今年の二月十九日に新規開店した此方の評判を聞き付け、東大宮に馳せ参じる。
  時間貸駐車場に自動車を停め、店に着き、扉を開けて中に入ると直ぐに、
  券売機と対峙し、此方は塩味が御薦めの様だが、「利尻昆布ラーメン
  くろおび」で塩ラーメンを頂いたばかりなので、今日は醤油ラーメンでと、
  「中華そば」の具の全部乗せである「特製」の釦を押っぺし、食券を購入。
  券売機の脇には、無料の「中盛券」が置かれており、此れも手に取る。
  時刻は十二時半の少し前だが、他に客は無く、カウンター席に着席。
  食券を手渡し、冷水を汲み、店内を観察する。
  真新しい店内が何とも清潔感が有り、九〇年代歌謡曲が流れている。
  厨房内は男性二名と、時折、店を出入りする経営者風の方が居り、
  男性の三名体制で、イモ欽トリオと同じ編成。
  一〇分程で、期待のラーメンの御出座しと相成る。
  おおっ、プースーが随分とロイクーだ。
  色味だけで言えば、富山ブラックを髣髴とさせる程のロイクー度合いだ。
  いざ、蓮華を手に取り、プースーから啜ろう。
  思いの外、醤油の塩気は強く感じず、魚介系の出汁がじんわりと来る。
  「魚介香る黒醤油」と謳っており、鰹出汁が強めに感じられる印象。
  醤油の酸味もきつくなく、円やかさも有り、ホッとする味わい。
  麺を引っ張り上げれば、加水率はやや低目なのか、モソっとした感じで、
  真っ直ぐの細麺で、地元・さいたま市の「豊華食品」の特選小麦粉使用麺との事。
  啜り心地も良く、中盛りで御願いしたので、食べ出も十分だ。
  具の叉焼は、バラ肉の物が一枚入り、此れは厚味も有り、軟らかく、
  脂身がトロントロンで、味付けは薄目だが、豚臭さの無い物。
  他に、肩ロースの物が二枚入り、此れも、箸で持ち上げようとすると、
  簡単に崩れてしまう程の軟らかさで、口内で簡単にホロっと解れてしまう。
  味付け玉子は、箸で持っただけで、黄身の半熟具合が分かる程で、
  実際に噛り付けば、トロっと蕩け、プルプルの仕上がり。
  麺麻は極太の物が二本、海苔が三枚、鳴門、葱が入る。
  結局、又してもプースーを飲み干してしまい、初訪店だが満喫する。
  東大宮は、一時期は「ジャンクガレッジ」ばかりで通っていたが、
  今は、其れさえも出掛けなくなったので、他を開拓したくなるな…。