「にぎり一丁」【京急大津】

◆「にぎり一丁」【京急大津】

　…七月も終わろうとしている今日、今月初の横須賀。
　　先月に続いて、横須賀は今日も雨だった。
　　横浜横須賀道路を走行中、熱帯雨林気候並みのスコールに遭い、
　　視界が五メートルも無い様な状態で、車を運転するのは恐怖だ。
　　異常気象としか言い様が無い…。

　◎「鰯」一六〇円
　…今日の先発は、地物だと言う鰯
　　脂の載りも先ず先ずで、脂の甘さが感じられた。

　◎「鰺」二一〇円
　…此方も地の物との事。
　　身が厚く、鮮度も中々良い様だ。

　◎「かます」三二〇円
　…前回、此方で頂いて旨かったので今回も。
　　表面を軽く炙ってあるので香ばしく、穴子の様なしっとりとした食感も感じられた。

　◎「金目鯛」三二〇円
　…前回は入荷が無かった為に食べ損ねた念願の「金目鯛」。
　　脂が非常に載っており、蕩ける様な味わい。
　　今日の一番の収穫！

　◎「鮃」三二〇円
　…天然物だと言う「鮃」は弾力が物凄い。
　　歯を当てると押し返されそうな勢い。
　　白身の魚はこうでないと。

　◎「鱸」三二〇円
　…普段、頂く機会の少ない魚を狙って頂く。
　　淡白な身ではあるが、旨味は十分詰まっている。

　◎「鯒」三二〇円
　…まだまだ白身は続き、お次は「コチ」。
　　夏が旬の魚だけあって、あっさり乍らも旨い。

　◎「鮎魚女」三二〇円
　…昨年、「いわき・ら・ら・みゅう」の中に有る、「いわき海鮮寿司 おのざき」で頂いて以来。
　　派手さは無いが、じっくり味わいたい白身。

　◎「〆鯖」二一〇円
　…自家製だと言う「〆鯖」を取り敢えずは頂いておく。
　　前回も頂いたが、「いっしん」の物とは遠く及ばないのは分かっているが…。
　　酸味が少々きつめな所為か、〆過ぎてはいないのだが、鯖の味が消えてしまっていて残念。

　◎「縞鰺」三二〇円
　…〆は高級魚で。
　　真鰺とは違う味わいで、間八やハマチの様に、口で旨味がネットリと拡がる。

　九皿で止めるつもりが、目先の欲望に負けて一〇皿も頂いてしまった…。