続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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十二月上席池袋演芸場(十二月二日)

ラーメン二郎 池袋東口店」でラーメンを啜って、大蒜臭を漂わせ乍ら、
既に前座さんが高座に上がった池袋演芸場へと潜入した。

●十二月上席池袋演芸場(十二月二日)
(昼の部)
 林家たけ平:「垂乳根
 マギー隆司:マジック
 林家しゅう平:ミュージカル落語「ベルサイユの薔薇
 林家鉄平:「大安売り」
 柳家小菊:粋曲
 林家源平:「代書屋」
 三遊亭圓丈:「現代版・蝦蟇の油」
 大瀬ゆめじ・うたじ:漫才
 橘家圓蔵:「道具屋」
 ―仲入り―
 林家うん平:「権助魚」
 柳家小袁治:「穴泥」
 三増紋之助:曲独楽(小手調べ~末廣の曲~輪抜け~真剣刃渡りの曲~羽子板の舞~風車)
 林家しん平:「桃太郎侍
(夜の部)
 五街道弥助:「鮑熨斗」
 初音家左橋:「親子酒」
 柳家紫文:粋曲「鬼平市中見廻り日記」(薬売り~材木屋~薬缶売り~赤鬼)~「大岡越前市中見廻り日記」(隠れ切支丹~山羊)
 金原亭馬生:「紙入れ」
 古今亭志ん輔:「元犬」
 翁家和楽社中(和楽、小楽、和助):太神楽曲芸(鞠~ナイフ)
 桂 南喬:「無精床」
 ―仲入り―
 隅田川馬石:「鰻屋
 柳家さん喬:「時蕎麦」
 ホームラン:漫才
 五街道雲助:「夜鷹蕎麦屋

昼の部の圓蔵師の「道具屋」では、鋸とヒョロピリの股引のネタを振り忘れて、
もう一度、其の箇所に戻って振り直すと言うハプニング付き。
マクラでは、末廣亭の高座に上がっている最中に、黄色のヘルメットを被って
電気工事屋の格好をした談志師が、客席に背を向け、圓蔵師にしか分からない様に、
「マイクの故障じゃないんだけどな~」とマイクの配線をチェックしている振りで高座に上がり込み、
嫌がらせに来るのだが、其れに対して笑ったり、何かを言うと負けになるので、
知らんぷりで噺を続けるのだが、客は客で、談志師とは気付かないので、
「図々しい電気屋だな」と怪訝な顔をしている客を見て、
圓蔵師が笑ってしまいそうになったと言う噺には笑った。
圓蔵師のアドリブ満載の噺は大好きだ。
「驚いて、屁こいて、非常口から帰っちゃう…」と言う独特のフレーズも大好き!
夜席のトリの雲助師は、前回の「子は鎹」、今回の「夜鷹蕎麦屋」と人情噺を聴かせて呉れる。
年の瀬へ来て、人肌恋しい此の時期に、人情噺で温まるなんぞ、中々乙だ。
雲助師がトリの時は<鉄板>だ…。