続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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二月第二週黒門亭(二月一〇日)

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回転寿司で腹を膨らませて向かった先は「黒門亭」。
大通りから路地を何本か入った中に有る、丸で、秘密結社のアジトの様な場所。
畳敷きで、如何かすると、何かの自己啓発セミナーの会場の様な気さえする…。
そんな中でトリを務めるのは林家彦いち師。
先週の「池袋演芸場」でも拝めなかったので、思い立って出掛けた。
十三時過ぎに到着すると、既に一〇人以上の行列。
最終的には定員の四〇人になる大入り札止め
良くもこんな分かり辛い場所に、此れだけの人が集まってくるなぁと言う感じ…。

●二月第二週黒門亭(二月一〇日)
(昼の部)
 林家きく麿:「陳宝軒」
 古今亭菊龍:「萵苣医者
 ―仲入り―
 春風亭柳朝:「真田小僧
 林家彦いち:「掛け声指南」

きく麿さんの「陳宝軒」のネタの下敷きは「金明竹」。
三遊亭圓丈師の名古屋弁柳家小袁治師の山形弁に続き、博多弁の「金明竹」。
菊龍師は珍しい「萵苣(ちしゃ)医者」と言うネタ。
老婆が「医者」と「萵苣(レタス)」とを聞き間違えると言う、藪医者の噺。
柳朝師は「真田小僧」を最後迄。
トリの彦いち師は流石に笑わせて呉れる。
師の「ジャッキー・チェンの息子」然り、落語の主人公が東南亜細亜人と言うのは師ならでは。
たどたどしい日本語を話す外国人を演じさせたら最高だ。
思わず「ムアンチャイ、頑張れ!」と発してしまいそうだ…。