続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「和彩楽酒 かもん」【日進】


 …昼間はパーソナルコンピューターと睨めっこで仕事を熟し、
  今週末、最初で最後の休みを有意義に使うべく、此方へと訪れた。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …例によって「矢沢ビール」ではない方で。
  御通しは、件の茄子の煮浸しと笹蒲鉾の煮物。

イメージ 1
 ◎「豚角煮味玉そえ」八八〇円
 …水曜日に訪れた際、マスターから「何か食べたい物無い?」と訊かれ、
  何の気無しに「豚肉!」と答えると、以前に出していた豚の角煮を出す事に決定。
  要望を出した手前、訪れない訳にも行かず、期待を胸に発注。
  赤身の部位は噛み応え十分で、肉の繊維に沿って解れる様な感覚。
  脂はプルップルで、甘味、旨味を存分に堪能出来る。
  練り辛子を添えて頂くのが何とも堪らない!
  此れに、煮玉子が付くのが嬉しい。
  此れを「豚角煮丼」として、豪快に喰らい付きたい…。

イメージ 2
 ◎「赤鶏の天ぷら」一三〇〇円
 …カウンター席隣りの常連氏が、普段、「赤鶏のタタキ」として出している鶏肉を、
  唐揚げにして欲しいと注文を出すも、マスターから天麩羅にしてあげると言われ、
  常連氏の御厚意を受け、御相伴に預かる。
  腿肉と胸肉が天麩羅にして出されるが、中は半生で、鶏の風味がきちんと味わえる。
プリップリで甘い!
  胸肉の方が笹身に近い食感で、身が引き締まっている。
  腿肉は適度な脂が有り、胸肉よりも幾分柔らかい。
  鶏本来の味を害わない様、塩のみで頂いたが、正に絶品!
  此れに、大蒜やら生姜やらの味を染み込ませるのは無粋だ。
  しっかりとした弾力が愉しめる。

イメージ 3
 ◎「つゆ焼そば」七六〇円
 …青森県で有名な「つゆ焼そば」を出すと訊いていたので発注。
  B級グルメとしては結構な知名度らしい。
  てっきり、皿に盛られて登場するのかと思いきや、丼で登場。
  立ち昇る湯気からは、ソースの薫りが漂っている。
  予想とは全く異なる物が出て来た。
  ソース味のスープがひたひたに張られた丼に、焼き蕎麦用の麺が浸かっている。
  具は、萌やし、キャベツ、豚肉、海苔、揚げ玉。
  味の想像としては、掛け饂飩とソース焼き蕎麦を足して二で割った様な感じ。
  此れが、落語の「時そば」の様に屋台で「時つゆ焼そば」で出ていたら…と、
  妄想を膨らませて独りでにやけてしまった…。

 前回訪れた際、僕が大滝詠一氏が身悶えする程に好きだと言うと、
 当時十六歳だったと言うマスターが「ペパーミント・ブルー」が良いと言って呉れたので、
 アルバム『EACH TIME』を持参し、店内で流して貰い聴いた。
 好きな曲を聴き乍ら、好きな麦酒をチビチビ遣るのは良いものだ…。
 此の日は、麦酒を五杯、珈琲焼酎を二杯頂き、午前零時半に撤収。

 因みに、此の日の他の御薦めメニューは…、
 ・「ネギとろ」七三〇円
 ・「真つぶ貝造り」八八〇円
 ・「釣り鰺造り」八八〇円
 ・「〆こはだ」七三〇円
 ・「チキン照り煮チーズ」七三〇円
 ・「豚ニンニク芽炒め」七三〇円
 ・「ばい貝煮」六三〇円
 ・「赤鶏タタキ」九五〇円
 ・「天豆ホイル焼」六三〇円
 ・「サンマぬか漬焼」七〇〇円
 ・「大辛シャケ焼」六三〇円
 ・「鴨汁そば」七六〇円
 ・「かもん鶏照り焼」六三〇円
 ・「かもん鶏塩焼」六三〇円
 ・「肉汁うどん」六三〇円