続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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今宵の肴は「生だこ」

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午後も無駄に暑く、ジッとしていても汗が出ると言う訳の分からない状態に、


心の底から遺憾の意を表したい…。

四季に夏が有る理由が分からない。

只暑いだけだ。

春の次は秋に成ってしまえば良いのだ…。

気付けば二〇時。

晩御飯を摂りに出掛ける元気も無く、かと言って晩御飯を抜く根性も無い。

思案した挙句、やおら立ち上がり、不快指数一〇〇%の外へ出て、

近所のスーパーマーケットへ出掛けた…。

探すは酒の当て。

鰹、鬢長鮪、鰺、帆立貝等の魚介類が並ぶ中、

白羽の矢を立てたのは「生だこ」。

普段、蛸は好んで頂かないが、何と無くの気紛れで、

然も、「生」ならば良いだろうと発想で…。

一緒に、ブルジョアジー気取りで、其の他雑酒発泡酒を通り越して麦酒を購入。

何と言う贅沢。

罰が当たりそうだ…。

ひとっ風呂浴び、バスタオルを首に掛け、上半身裸で缶麦酒を呷る。

完全に中年の図…。

バックグラウンドミュージックは大滝詠一

夏は嫌いだが、涼やかな夏の歌は大好きだ。

さて、件の「生だこ」。

北海道産との事で、見た目は瑞々しい。

いざ味わうと、しっかりとした弾力が有り、十分な噛み応えが有る。

こりゃ、顎の運動に良さそうだわい、と思っていると、

槍烏賊の様なネットリと柔らかさも感じられ、意外や意外、旨いではないか。

吸盤は、流石に吸い付く様な事は無いが、コリコリと言った歯触りが特徴で、

箸休め的な風情が有り、珍味の味わい。

此処最近、太り始めて来ているので、晩酌は此れだけ…。

熱帯夜は憂鬱だ…。