続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」【京王堀之内】

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◆「ラーメン二郎 八王子野猿街道店2」【京王堀之内


 ◎「小ラーメン」七〇〇円

 …昨晩。
  座間での仕事を終え、通常であれば東名高速道路から首都高速道路に入って、
  都心を抜けて帰るのだが、花金の大渋滞を予測し、又、経費削減も考えて、
  東京環状で八王子廻り、圏央道経由で帰る事にした。
  腕白な同僚の方も一緒だったので、帰る道すがらの此方へと三度目の訪店を試みた。
  大行列で有名な此方だが、運良く、店外の行列は僅か二名。
  店内の待ち客一〇名程度と、此方にしては至って空いている部類に入る。
  券売機で「小ラーメン」の食券を購入し、雑談をし乍ら番を待った。
  十五分足らずでテーブル席へと通され、トッピングを訊かれた。
  昼間の炭水化物が未だ胃袋に残っている感が有ったので、
  弱気に野菜増しを止し、大蒜、脂増しのみで発注。
  何と言う、腑抜け具合…。
  こんな僕を「糸瓜野郎!」と罵って頂いて構わない…。
  そうこう落ち込んでいる暇も無く、ラーメンが運ばれて来た。
  初めて頂くと言う同僚の方は嬉嬉としている。
  僕は、今年の一月末以来の御対面。
  スープを啜れば、此方特有の円やかでクリーミーな味わい。
  乳化しており、コクの有る味わいが、他の「二郎」系とは一線を画している感じだ。
  野菜の萌やしとキャベツはシャキシャキとしており、バリバリと頬張る。
  大蒜は可也量が多く、風味、辛味も良く、食欲増進効果は抜群!
  麺は太くてモチモチとしていて、ワッシワッシと喰らい付くには持って来い。
  食べ慣れている「ラーメン富士丸 北浦和店」の様な縄の様な感じではなく、
  もう少し平べったい感じが新鮮に思えた。
  豚は適度な脂身が付着しており、赤身とのバランスが絶妙。
  味の染み込みも良く、しっかりとした噛み応え。
  欲をかいて野菜増しでも良かったかなと思わせる程、スルスルと胃袋へ収まってしまった。
  然し、暑がりの同僚の方と僕は、もっと涼しい環境の中で、此の味を頂けたら最高だろうなと、
  「出前が有ったら最高なのにな~」と冗談を言いつつ、店を後にした。