続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん 大文字」【藤が丘】

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◆「らーめん 大文字」【藤が丘】


 ◎「大文字カレーつけめん」一一〇〇円

 …昨日。
  青葉台から向ヶ丘へ移動しようと車を走らせていると、「カレーつけめん」と言う幟を発見。
  丁度、カレーも食べたいし、つけ麺も食べたいし…と思いを巡らせていた所だった。
  此処「らーめん 大文字」は七年程前に成瀬の本店で一度だけ頂いた事が有る。
  小洒落たバーの様なカウンター席に腰掛け、渡されたメニューを見渡す。
  「大文字カレーつけめん」は一一〇〇円とな…。
  少々高くないかい?と釈然としない乍らも、頭の中は既に「カレーつけめん」で一杯なので、
  初志貫徹、自分の気持ちに素直に成るより他無い…。
  出て来るのを心待ちにしていると、僕と同じ「カレーつけめん」を発注した、
  僕より後に入って来た客に先に「カレーつけめん」が提供されている。
  「えっ!?其れ、僕のじゃないの?」と苦情を言う勇気など持ち合わせている筈も無く、
  ぶんむくれで外を見遣り、眉間に皺を寄せて只管待った。
  此処で減点一ポイント…。
  「御待たせして済みません」と店員さんが言って漸く運ばれて来た。
  御待たせと言うより、単なる間違い…。
  其れより、目の前の「カレーつけめん」に集中。
  つけダレは、僕の想像の中では、魚介系醤油豚骨ベースのスープに、
  カレー味が施されている物と思いきや、思いっ切り普通のカレールウ…。
  まあ、旨けりゃ良いのだが。
  早速と、麺を手繰ると湯気が立ち昇っている。
  しまった!温もりだ…。
  殊につけ麺に於いては、水でしっかりと〆て、麺の持つ味と喉越し、
  そして腰の強さを味わいたいので、アンチ温もり派なのだ…。
  此処で更に減点一ポイント…。
  麺の上に載せられた、玉葱、赤ピーマン、叉焼をカレールウの中に入れ、
  気を取り直して啜りに掛かる。
  茶色味を帯びた麺に、ネットリとカレールウが絡み付き、ズルズルと啜る。
  挽肉が入ったカレールウは正にカレーで、其れ以上でも以下でも無い。
  カレーとして普通に旨い。
  麺もモチモチとした食感で先ず先ずか。
  此処で疑問が一つ。
  盆に、一緒に小さな器に入った白米とキムチが一緒に付いている。
  其れは丸で、仏壇に供えるかの様なちっとんべの量。
  此れを如何して頂いて良いのか分からず、普通にキムチをおかずに御飯を頂く。
  もし食べ方が間違っていたら、店員さん、御免なさいね…。
  麺も完食し、残りのカレーに沈んだ叉焼を頂くと、
  味の染みた柔らかい叉焼と、カレーが見事に合い、此れが一番旨かった。
  総じて、原材料価格の高騰に因る一一〇〇円は仕方無いが、
  其れに見合っているかと言うのは僕には判断し兼ねる所だ…。