続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和彩楽酒 かもん」【日進】

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◆「和彩楽酒 かもん」【日進】

 …昨晩。
  漸く、一週間の錆落としが出来る財布に成り、赤貧生活からの一時脱出を祝いに、
  毎度毎度の此方へと、凝りもせずに出掛けた。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …待ちに待った麦酒。
  財布に二十七円しか無かった時は、此の黄金色が途轍も無く高貴な物に思えた程…。
  ブルジョアジーしか呑めない物だと。
  そんな思いを払拭すべくグイと呑み干すと、堪らなく旨く感じる。
  御通しは、揚げ茄子の御浸しと、スモーク鴨ロース。

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 ◎「かもんモツ煮」五八〇円
 …マスターからの「かもんメール」で週末の御薦めメニューを知らされ、
  一番に気に成ったのが、此方では初めて頂くもつ煮込み。
  足の親指が疼くだけあって、昔からもつ煮には目が無い。
  「永井食堂」、「まるぶん」、「いづみや」、「加賀屋」等、蠱惑的な店に魅了されて来た。
  さて、此方のもつ煮はと言えば、味噌仕立ての様で、濃い色をしている。
  時間が無く、急いで仕込んで、出来上がって間も無いと言う割りには、
  モツは柔らかくてプルプルとしており、脂身も適度に付着しており旨い。
  勿論、変な臭味は全く無く、蕩ける様な感じ。
  具は他に蒟蒻と、上に添えられた葱のみと、至ってシンプル。
  人参、大根、牛蒡等で誤魔化されるより余程良い。
  当然の事乍ら、汁も全て飲み干し、高血圧、痛風泣かせの食生活を送ってみる…。

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 ◎「はまち天ぷら」八八〇円
 …他の客の注文で揚げ物をする様で、序に、メニューに無いハマチを天麩羅にして呉れると言う。
  流石に、三十二年生きて来て、ハマチを天麩羅で頂くのは初めてなので、御相伴に預かる。
  先週は此方で「はまち造り」を頂いたが、ハマチと言っても養殖物ではなく、
  歴とした天然物の「わらさ」で、物はしっかりとした良い物。
  なので、養殖のハマチよりもさっぱりしており、脂臭味が無いのが嬉しい。
  結構な大きさの物が五切れも盛られており、此れを塩で頂く。
  鱚や穴子の天麩羅と違い、ガッシリとした歯応えが感じられる。
  初めての感覚で、言うなれば、梶木鮪を頂いている様な感じ。
  しっかりとした噛み締め甲斐が有るのは良い…。

 此の日は麦酒を四杯頂き、混雑の為に小上がり席に座った為、一週間の疲労の疲れが表れ、
 つい微睡んでしまい、瞼が重くなり、午前一時前に家路をトボトボ辿った…。

 因みに、今週末の御薦めメニューは…、
 ・「釣り鰺造り」八八〇円
 ・「たかべ造り」九八〇円
 ・「イワシ造り」七三〇円
 ・「イワシタタキ」七六〇円
 ・「赤鶏タタキ」九五〇円
 ・「鮭白子焼」七六〇円
 ・「姫サザエ煮3ヶ」六三〇円
 ・「姫サザエ煮5ヶ」八八〇円
 ・「銀たら腹焼」八〇〇円
 ・「里芋かわり揚げ」五八〇円
 ・「イワシ明太焼」五八〇円
 ・「砂肝塩炒め」六三〇円
 ・「鶏野菜煮」六三〇円
 ・「れんこんはさみ揚げ」七六〇円
 ・「鶏塩焼オリジナルみそ付」六三〇円
 ・「桜エビ・小柱かき揚げ」八六〇円
 ・「ブリ照り焼」八三〇円
 ・「ブリ塩焼」七六〇円
 ・「鶏まぶし玉子巻き」六八〇円

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此の駄ブログを御覧の方に、マスターから耳寄り情報!
「たー君ブログを見て来ました」と言って来店された方に、
「生ビール(中)」を一杯御馳走するとの事!
御興味有る方は是非!
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