続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ジャンクガレッジ」【東大宮】

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 ◎「ラーメン」七〇〇円

 …深夜の焼肉から帰宅し、床に就いて三分経たずに眠りに落ちた気がする。
  週に一度の休日、有意義に使いたいが、身体が追い付かずに自堕落に過ごす…。
  十一時に起床し、雨降る中に洗濯物を干し、余りの冷え込みに炬燵から出られない。
  時計の針は疾うに正午を廻り、十三時に迫ろうとしている。
  深夜二時のビビンバの御蔭で、然程の空腹感は無いものの、何か口入れないと身体が持たない。
  かと言って、家には食べる物が一切無い。
  折れそうな心と身体に鞭打って、食べに出る。
  折りしも、此の駄ブログも、次の記事が記念すべき一〇〇〇記事目。
  此の駄ブログらしい、何か身体に悪い物をと思い、あっさりと「ジャンクガレッジ」に決定!
  東大宮へと車を走らせる。
  駐車場を拡張した様で、何とか空いており、券売機で「ラーメン」の食券を購入し、
  店外の行列へ並ぼうとすると、何と、二〇名強の大行列。
  何も、こんなに寒い日に来なくても良いじゃん…と、撫で肩の肩を更に落としてしょんぼり…。
  然も、行列の構成を見ると、四人組、六人組、四人組と団体が大半を占めている。
  此の手の店に、如何してそんなに徒党を組んで大挙して押し寄せるのか…。
  どんだけ仲良しなんだよ…と、心の中で吐き捨て、凍て付く様な寒さの中、
  腕組みをし、眉間に皺を寄せて、只管ジッと待つ。
  団体が大勢居た所為で、四〇分経って漸く暖かい店内へ。
  すると、頓珍漢な客は相変わらず後を絶たない。
  店員さんの、「麺の量が三〇〇グラムと多いので、少な目も出来ますが…」と言う親切を無碍にし、
  且つ、トッピングの意味も分からずに「全増し」にし、挙句に食べ切れずに残す中年女…。
  如何して、食べ切れなかったら残せば良いと言う安易な発想しか持たないのだろうか。
  さぞ、食べ物に困らずに裕福にすくすくと御育ち遊ばされたのだろう。
  自分で好んで注文にした物を、いとも簡単に残すと言う考えが、到底理解出来ない…。
  如何考えても、此の手の店の味、量が合うとは思わないのだろうかしら…。
  さて、自分のラーメンに集中、集中。
  今回も、禁断の「課長増し」も含めて「全増し」で。
  丼の下の盆と一緒に持ち上げ、スープを直に啜る。
  ドロッとした豚骨のエキスが染み出したスープを啜ると、胃袋が温まってホッとする。
  四〇分も並んだ甲斐が有ったと言う物だ。
  野菜の盛りは決して山盛りとは行かないが、シャキシャキとした萌やしとキャベツが良い。
  「浅草開化楼」の麺はゴワゴワとした極太の縄の様な麺。
  箸に伝わるズッシリとした重みと、寒空の下で並んで悴んだ手の所為で、器用に手繰るのも難しい。
  ガシッと言う腰と、プリッとした食感が何とも心地好い。
  大蒜の辛味が食欲を増進させて呉れ、味を飽きさせない。
  バラ肉の叉焼はホロトロの柔らかさで、味もしっかりと染み込んでいる。
  野菜の上にトロッと掛けられた脂も、トゥルッとした感じで、ホルモン感覚だ。
  一日しか無い休みを有意義に感じさせる見事な昼食だ…。