続・ROCK‘N’ROLL退屈男

続・ROCK‘N’ROLL退屈男 B面⇒https://twitter.com/RandR_taikutsu

「和彩楽酒 かもん」【日進】

http://www.tokyovalley.com/yahoo_blog/article/article.php
◆「和彩楽酒 かもん」【日進】

 …昨晩。
  大船での仕事を二〇時半に終え、湘南新宿ラインに飛び乗った。
  一日の仕事が無事終わり、やれやれと言う感じで電車に揺られていると、
  横浜駅から大量の木っ端アベックが乗り込んできた。
  鼻の下が伸び切ってだらしない顔をしたのが大勢…。
  僕への当て付けか、其れとも組織ぐるみの嫌がらせかと言う程。
  そんな、夢色に彩られていると錯覚している連中には目も呉れずに不貞寝。
  僕のホームグラウンドの日進へとやっとこさっとこ辿り着いた…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …駄目男が集う店に自然と吸い寄せられる。
  カウンター席には大常連のT氏のみと、閑古鳥が啼いている。
  草臥れ果てた身体の凝りを解す意味と、こんな日にむさ苦しい所で一杯遣らざるを得ない意味で、
  麦酒を豪快に呷る。
  此の苦み走った感じが、疲れた身体に染み入るようで旨い。
  御通しは「鶏根野菜煮」。

イメージ 1
 ◎「生めばちまぐろ造り」九三〇円
 …前々日、マスターから生のめじ鮪が入荷したと言うメールを受信していた。
  生のめじ鮪、つまり、冷凍していない黒鮪の幼魚。
  中々、生の鮪は口に入らない昨今、貴重なのでしっかりと頂いておく。
  中トロの部位で、ほんのり桃色をしており、切り身自体が非常に綺麗な色をしている。
  実際に頂いてみると、舌の上でしっとりと溶けて行く脂の感じが何とも良く、
  其れで居て、鮪特有のネットリとした味わいが感じられる。
  「鮨処 いっしん」に行っても鮪を頂く事は皆無だが、鮪の旨さをまざまざと見せ付けられた。
  矢張り、何でも生が一番旨い!

イメージ 2
 ◎「するめいか造り」七三〇円
 …もう一品、鯣烏賊の刺身を肝醤油で出すと言うので、誘いにまんまと乗ってみる。
  以前も此方で一度、肝醤油で頂いた事が有るが、プリン体フェチは見てみぬ振りは出来ない…。
  烏賊は透き通る様に白く、見るからに新鮮で旨そう。
  糸造りの鯣烏賊、先ずは下足から頂く。
  吸盤のブツブツ感とコリコリ感が良く、食感が愉しめる部位。
  身は噛めば噛む程に甘味が増し、ネットリと烏賊の風味が拡がる。
  流石に鯣烏賊だけあって、噛めば噛む程味が出る。
  往年の巨人の藤田監督の采配が「スルメ野球」と揶揄されたのが分かる…。
  肝醤油はと言えば、コッテリと濃厚で、仄かな苦味もしつつ、癖に成る味。
  正直、烏賊を頂くのに、肝を頂かないなんて有り得ないだろう。

 寂しさを胸に麦酒を四杯頂き、翌日の仕事に備えて午前零時にとぼとぼ家路を辿った…

☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
此の駄ブログを御覧の方に、マスターから耳寄り情報!
「たー君ブログを見て来ました」と言って来店された方に、
「生ビール(中)」を一杯御馳走するとの事!
御興味有る方は是非!
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★