続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「太陽のトマト麺」【センター北】

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◆「太陽のトマト麺」【センター北】


 ◎「太陽のチーズラーメン」八三〇円+「らぁリゾ」一五〇円

 …十二月の頭から、毎週必ずセンター北界隈に仕事で来ており、
  好い加減、昼御飯を何処で摂ろうかと考えるのも面倒臭く成って来た。
  階段や傾斜が多い街なので、外に出るのも一苦労だ…。
  そんな中、腰を気遣いつつ向かったのは「モザイクモール港北」。
  屋上には観覧車が有り、遠くからでも一目で分かる建造物に成っている。
  其の中の飲食店で、以前、「新福菜館」は訪れた事が有るが、
  其の隣りにもう一軒、気に成るラーメン店が在る。
  其の名も「太陽のトマト麺」。
  一時期、少し流行ったトマトラーメンを提供する店の様だ。
  メニューを一瞥し、一発で頂く物が決まる。
  「太陽のチーズラーメン」。
  チーズと聞いた日にゃ、黙って居られない。
  況してや、トマトとの組み合わせとなれば、ゲッティー感覚で旨いだろうと言う予想。
  想像通り、丼は真っ赤に染まっている。
  伊太利亜産の有機トマト三個分を使うと言うスープは、味付けの基本は塩ダレ。
  蒙古産の「天外天岩塩」と言うミネラル含有量世界一の物を使用していると言う。
  スープの出汁は鶏で、キャベツ、玉葱、大蒜、生姜、葱を一緒に炊き出し、
  鶏ガラを合わせて乳化させたと言うだけあって、酸味ばかりが際立たず、
  円やかな味わいも感じられ、酸っぱい物が駄目な僕でも平気。
  麺は一見、マロニーさんか糸蒟蒻と見紛う程で、何処と無く透き通っている。
  何でも、豆乳を練り込んでいる様で、ツルツルと言う喉越しの極細麺。
  そして、チーズを溶かし乍ら頂くと、より一層円やかに成り、チーズフェチには溜まらない。
  バジルの風味がプーンと漂い、味は殆どトマト味のゲッティー
  さて、麺を食べ終わった後、他の食べ方が有ると言う。
  其れは、御飯を投入しておじやの様にして頂くと言う。
  腕白は此の手のぶっ掛け飯が大好き!
  「らぁリゾ」と呼ばれる、御飯の上にバジルを振り掛けた様な物が運ばれ、
  此れを一気に真っ赤な丼の中へぶち込む。
  後は掻き混ぜて、蓮華で豪快に掻っ込むだけ。
  此れは良いわぃ。
  トマト味のおじやを、松の木におじやをぶつけた様な不細工が掻っ込んでいる…。
  トマトの酸味、チーズの円やかさが御飯と絶妙に絡み合って最高!
  此のおじやの為に残して置いた叉焼は鶏肉なので、此れもトマトとチーズとの相性は良い。
  普段、孤独なもので伊太利亜料理店に出掛ける事が不可能なので、此の手の店は助かる。
  不細工だって、ゲッティーとかピザは食べたいのよ…。