続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん ぽっぽっ屋 湯島店」【湯島】

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◆「らーめん ぽっぽっ屋 湯島店」【湯島】


 ◎「らーめん」七〇〇円+「味つけ玉子」一〇〇円

 …十四時に寄席が跳ね、此の後、表参道へ散髪に出掛ける予定の為、
  湯島から千代田線が良かろうと、湯島界隈で昼食を摂る事に。
  湯島でラーメンと言えば、目星は幾つか付けてある。
  七~八年前の大晦日のラーメン番組で一位と成り、直後に一度訪店した「らーめん天神下 大喜」。
  「二郎」系を頂くと有らば、旧「堀切二郎」系の「ぽっぽっ屋」。
  流石に、此の後に小洒落た街に出掛けるのに、大蒜臭を漂わせては拙いので、
  大方「大喜」に心は傾いていたが、並んでいる行列が見えたので、向かいの「ぽっぽっ屋」へ…。
  此方を訪れるのは、昨年の七月以来二度目。
  券売機で食券を購入して着席する。
  店内は八席しかない狭さで、満席に成れば息苦しそうな感じ。
  「当店のらーめんは3回食べて下さい。本当の旨さが解ります」と言う旨の店内の貼り紙は、
  正に、旧「堀切二郎(現「らーめん 大」)」を髣髴とさせる。
  ラーメンを待っていると、大きな失敗を犯した事に気付く。
  此方の無料トッピングの注文方法は、食券を渡す時に告げると言うのをすっかり失念していた。
  折角、「野菜増し」、「玉ねぎ増し」、「脂増し」にしようと思ったのに…。
  遣る事成す事全部裏目の人生を悔やみ、此の世に生まれて来た意味を自問自答し、
  撫で肩を一層落として悄気ていると、普通盛りのラーメン登場。
  予定では野菜の山が聳えている筈だったのに…。
  卓上の刻み大蒜だけを入れ、しょんぼり加減で箸を付ける。
  スープは甘辛目の、至って「堀切二郎」らしい味わい。
  乳化した「二郎」系のスープも良いが、醤油が立ったスープは結構好みだ。
  野菜の盛りは当然乍ら大人し目で、些か物足りなさは否めない。
  シャキッとした歯触りで、刻み玉葱の辛味もピリッと効いている。
  麺は「浅草開化楼」の特注麺との事で、此方も「堀切二郎」同様、縮れの強い極太麺。
  ボソボソ、ポキポキ、モチモチと言う食感で、啜ると唇に当たってブルルンと唸りを上げる程。
  縮れが効いているので、スープの持ち上げ、絡みも良い。
  「堀切二郎」の亜流の此方や「どっと屋」は木耳が載っているのが何とも有り難い。
  豚はバラ肉を巻いた物で、此方では「チャーシュー」と呼んでいる。
  「味つけ玉子」はトロトロの半熟で、先日迄の玉子の呪縛を忘れさせて呉れる…。
  刻み大蒜も程好い辛さで、「ブレスケア」をしっかり服用したので心置き無く行ける。
  今週は赤貧生活の為に「ラーメン富士丸 北浦和店」通いを御休みしてしまったので、
  久方振りの「二郎」系を、十分とは行かない迄も満喫出来た…。