続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺専門店 三田製麺所」【三田】

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◆「つけ麺専門店 三田製麺所」【三田】


 ◎「つけめん(大)」七〇〇円

 …今日は終日内勤で、昼御飯は独りぼっちで摂りに出掛ける事に成ったので、
  豪い久し振りに、「二郎」系の総本山、「ラーメン二郎 三田本店」に行こうと思い立つ。
  然し、遠目から店を確認すると、行列が無いので可笑しいなと思ったら、
  如何やらシャッターが下りている様だったので、仕方無く、商店街の中を彷徨う。
  此れと言う決め手に欠ける店ばかりで、諦め掛けた刹那、「つけ麺専門店」の文字が眼前に。
  其の名も「三田製麺所」!
  其の昔、高崎に在った「北関東麺類研究所」に次ぐインパクト。
  腰痛の僕には開けるのが難儀な程に重たい木の引き戸を開け、カウンター席に案内される。
  「つけめん」と「辛つけめん」がメインの様で、麺の量が「並」、「中」、「大」、「特大」で、
  「並」から「大」迄は同一価格と言うのが嬉しい限り。
  何とはなしに減量を思い立ったのも忘れ、迷う事無く「大」で御願いする…。
  貼り紙に、極太麺なので茹で時間が掛かると言う旨が記されており、腹を空かせた腕白の心を擽る。
  店員の名札を見ると、「魏」、「施」、「王」と記されていたので、一瞬、不安が過る…。
  一〇分程で、丼から豪快に食み出した麺の山が遣って来る。
  つけダレは濃厚な茶褐色をしており、海苔の上に魚粉が盛られている。
  見た目だけでは期待大…。
  丸で、細目の饂飩の様な太さの麺を箸で手繰って、つけダレに潜らせる。
  ツルツルとした口当たりで、極太の冷麦の様。
  水でしっかりと〆られてはいるが、水切りが悪いので、水っぽい印象を受けてしまう…。
  つけダレは粘性が非常に強く、麺に纏わり付く様に絡み付き、持ち上げが半端ではない。
  如何せん、麺の量が多いので、悠長につけダレにしっかりと麺を潜らせていては、
  あっと言う間につけダレが無くなりそうな勢い…。
  つけダレは見た目程、魚介系の風味は強くなく、今一、ガツンと来る物が薄い。
  味に奥行きが無いと言うか、飽きが来てしまいそうな感じ。
  具は、サックリとした歯触りの極太麺麻と、賽の目に切られた叉焼
  案の定、後半はつけダレが完全に不足気味に成り、蕎麦の様に手繰った麺の半分程しか潜らせられない。
  食べ終わって、僕はスープ割りはしない流儀なのだが、当然、其処迄はつけダレが残っていない…。
  なので、しっかりと原液の儘、飲み干して退店…。