…昨晩。
終日引き篭りの一日を過ごし、野球の日本対大韓民国戦を九対二迄見届けた後、
「ヨッコイショーイチ」と重い腰を上げ、此方へ向かおうとトボトボ歩き出す。
店内は野球の影響か、客は誰も居らず、閑古鳥が啼いている。
野球が無くても暇だと言う話が無くは無いが…。
終日引き篭りの一日を過ごし、野球の日本対大韓民国戦を九対二迄見届けた後、
「ヨッコイショーイチ」と重い腰を上げ、此方へ向かおうとトボトボ歩き出す。
店内は野球の影響か、客は誰も居らず、閑古鳥が啼いている。
野球が無くても暇だと言う話が無くは無いが…。
◎「生ビール(中)」五五〇円
…前の晩に麦酒を十二~三杯近くも鯨飲したにも拘らず、日が変われば呑みたくなると言う物。
静かな店内の一番端っこの席で、一層暗い影を落とし乍ら麦酒を口に含む。
ん~、暗い!
独り酒は陰気でないと駄目だ…。
…前の晩に麦酒を十二~三杯近くも鯨飲したにも拘らず、日が変われば呑みたくなると言う物。
静かな店内の一番端っこの席で、一層暗い影を落とし乍ら麦酒を口に含む。
ん~、暗い!
独り酒は陰気でないと駄目だ…。
◎「真サバ南蛮漬け」七三〇円
…前の晩に少し顔を出した際に、翌日に何を頂くかの目星を付けておいた。
先週は銚子産の真鯖の「〆さば造り」を頂いて舌鼓を打ったが、今週は珍しく南蛮漬けを頂く。
恐らく、前の週の鯖の残りを加工した物だろう。
僕自身、〆鯖は頻繁に頂くが、南蛮漬けと言う物は滅多に頂かない。
と言うのも、妊婦ではないので酸っぱい物が其れ程好きではない。
〆鯖や小鰭程度の軽く〆た物ならば何の苦も無いのだが…。
さて、南蛮漬けと言えば鰺の印象が強いが、此方のは鯖。
鯖を揚げて酢に漬けた物。
頂いてみると、確かに酸っぱいのだが、嫌な酸味ではない。
鯖本来の脂の甘味も有るのだろうが、甘さが感じられる爽やかな酸味。
酢で味が誤魔化される事無く、鯖の味がしっかり味わえる。
刺身で良し、〆て良し、煮て良し、焼いて良し、そして揚げて漬けて良し。
鯖は偉い!
◎「穴子一本天ぷら」一五〇〇円
…マスターに薦められ、一五〇〇円もする穴子の天麩羅を頂く。
まあ、旨けりゃ何の問題も無い。
豪快に穴子一本分を揚げ、食べ出は十分!
天麩羅は何時もは天つゆで頂くのだが、今回はさっぱりと塩で。
箸で持ち上げるとずっしりとした重みが感じられる。
塩をたっぷり付け、豪快に齧り付く。
シャオッと言う衣の軽い歯触りを感じた後、穴子に辿り着く。
ふっくら、ぷっくりとした白い身は柔らかく、淡白乍ら旨味が感じられる。
塩で頂いていると言う事も有ろう。
其れにしても、一本分を頂くと、食べ応えは大満足で穴子を満喫出来る。
此の日は大人しく麦酒三杯。
眠くて後半は寝てしまい、午前一時半に寒空の下をトボトボ帰宅…。
眠くて後半は寝てしまい、午前一時半に寒空の下をトボトボ帰宅…。