◎「生ビール(中)」五五〇円
…例の一件以来、何とか前向きに考えようとはしているが、胸の閊えが残った儘。
馬鹿騒ぎをして発散するも、其れは一時の憂さ晴らしに過ぎず、
こうして独りで呑んでいると、如何しても悲観的、感傷的に成ってしまう…。
弱り目に祟り目とは正に此の事で、流石、大殺界の恐怖を味わっている…。
…例の一件以来、何とか前向きに考えようとはしているが、胸の閊えが残った儘。
馬鹿騒ぎをして発散するも、其れは一時の憂さ晴らしに過ぎず、
こうして独りで呑んでいると、如何しても悲観的、感傷的に成ってしまう…。
弱り目に祟り目とは正に此の事で、流石、大殺界の恐怖を味わっている…。
◎「かつを生姜焼」七六〇円
…先週は「初かつを造り」を頂いたので、今回は人生初の鰹の生姜焼きを頂いてみる。
鰹を特製のタレで炒め合わせ、卸生姜と大蒜スライスで味付け。
何とも芳しい香りが漂い、此れが旨くない筈が無い。
濃い目の味付けで、生姜よりも寧ろ、大蒜の方が効いている。
火を通した鰹はギュッと言う歯応えに変わり、刺身とは違った印象を与えて呉れる。
一緒に炒められた葱のシャキシャキ感が此れ又良い。
此れも思わず御飯が欲しくなり、代わりに麦酒の進みが良い事。
薄ぼんやりと独りで遣っていると、マスターがサーヴィスで蕎麦を振る舞って呉れる。
賄いで茹でてあった物なので、大分柔らかくは成っていたが、汁の味が宜しく、
溶き玉子のトロッとした感じも良く、有り難く美味しく頂く。
此の日は麦酒三杯で、帰りはマスターに車で送って貰って帰宅…。