続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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日清食品「らーめん 杉千代」

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日清食品「らーめん 杉千代」

…昨日の落ち込みで、夜は熟睡出来ずに仕事へ出掛ける。
 精神的にも、懐も痛い…。
 もう、とっくの疾うに赤貧生活開催中なので、今日もカップラーメンのみで済ます。
 「開いてます、貴方のローソン」に入り、カップラーメンの棚に一目散。
 こうも毎日カップラーメンを食べていると、こうして棚を眺めるのも楽しく成って来る…。
 今日は気分的には「どん兵衛」当たりのカップ饂飩に逃げてみようかと思っていたが、
 珍しいパッケージを見付けたので急遽、予定変更。
 赤を基調としたパッケージには、「らーめん 杉千代」と言う、聞き慣れない店名が。
 良く見ると、「日清が選んだ隠れた名店」と銘打たれている。
 「らーめん 杉千代」自体は、京都府太秦に在ると言う。
 此方では中々頂く機会は少ないが、京都ラーメンは意外と好きだ。
 あっさり系の「新福菜館」、背脂系の「ますたに」、こってり系の「天下一品」等、
 関東地方に在る支店で頂いた事が有り、何れも嫌いな味ではない。
 さて、加薬、粉末スープを入れ、熱湯を注いで四分。
 蓋の上で予め温めて置いた液体スープを入れ、付属の海苔を二枚載せて頂く。
 先ずはスープから。
 「背脂の旨味と唐辛子の辛さが決め手のこってり醤油豚骨」と謳っているだけあって、
 やや醤油の立った味わいと一緒に、適度な辛さが伝わる。
 決して、担々麺や激辛麺の様な刺す様な刺激ではなく、程好い辛味。
 コロコロとした背脂が浮いており、此れが辛さを丸くしているのかも知れない。
 麺は細目のノンフライ麺。
 スープとの絡みも先ず先ずで、相性も良い。
 具は乾燥叉焼、麺麻、海苔。
 叉焼は一見、サラミの様な感じだが、スープをしっかり吸わせるとプルプル感が出て来る。
 乾燥の加薬の中では旨い部類に入るだろう。
 海苔が意外と良い味を出しており、地味に合う。
 此れからも、此のカップラーメン生活の道は果てし無い…。