…昨晩。
例によって日中は極めて自堕落に過ごし、夜に成り、野球を点ける。
巨人の勝利を見届ける直前で、家を出て此方へと歩き出す。
最後迄観てから出掛ければ良いものを、何と無くの気分で…。
店に着けば、僕の指定席は又しても埋まっており、二階の薄暗いテーブル席に陣取る…。
例によって日中は極めて自堕落に過ごし、夜に成り、野球を点ける。
巨人の勝利を見届ける直前で、家を出て此方へと歩き出す。
最後迄観てから出掛ければ良いものを、何と無くの気分で…。
店に着けば、僕の指定席は又しても埋まっており、二階の薄暗いテーブル席に陣取る…。
◎「生ビール(中)」五五〇円
…前の晩にしこたま呑んだにも拘らず、一晩経てば呑みたくなる。
此れは仕方の無い事だ…。
仄暗い席で、独り、窓の外をぼんやり見乍ら、「悲しみのタンブラー」で麦酒を呷る。
此の、翳の有る感じが堪らなく好きだ…。
…前の晩にしこたま呑んだにも拘らず、一晩経てば呑みたくなる。
此れは仕方の無い事だ…。
仄暗い席で、独り、窓の外をぼんやり見乍ら、「悲しみのタンブラー」で麦酒を呷る。
此の、翳の有る感じが堪らなく好きだ…。
◎「真いわし造り」七三〇円
◎「かつを造り」七五〇円
…此の日は矢鱈と魚種が豊富だ。
ん~、悩んでしまう…。
先ずは鰯。
先日、「鮨処 いっしん」で頂いた鰯が箆棒に脂が載って旨かったので、其れを期待して。
卸生姜を載せて頂くと、青魚の味わいが強烈に感じられる。
光物はこうでないと。
トロンとした舌触りで、脂が載っている事が分かる。
又、新鮮なので、身が活き活きとしている。
卸生姜のキリッとした爽やかな辛味と良く合う…。
お次は鰹。
如何も、鰹が有ると必ず頼んでしまう。
此方は卸大蒜で。
厚めに切られた身に、卸大蒜を載せて刺身醤油に。
ネットリとした鰹の旨味と、大蒜のコクの有る風味が最高だ。
鰹の叩きも良いが、こうして刺身で頂くのも良いな…。
◎「鶏照り煮チーズのせ」七三〇円
…久し振りに此のメニューを頂く。
日進に在った時分、此方に通い始めのごく初期に一度頂いた事が有る。
鶏肉にチーズを載せられた日にゃ…。
甘辛く煮た鶏肉に、チーズがトロリと載っている。
十分に鶏肉には味が染みており、ホロホロと解れそうだ。
其処にチーズのコッテリとした円やかなコクが付加される。
うん、此れは御飯のおかずにも良い。
◎「納豆キムチマヨまんま」三八〇円
…先週からメニューに追加された「かもん まんま 小丼り」シリーズ。
先週頂き損なったので、今週はしっかりと頂いておく。
此処最近、家で玉子掛け御飯ばかりを食べているので、此の手のジャンクな丼は気に成る…。
人生に於いて、納豆とキムチを同時に頂いた事が無い。
折角の機会だ、無駄にしない手は無い…。
納豆のネバネバと、キムチの辛味と酸味、そしてマヨネーズのコッテリ感。
此の組み合わせが意外と合う。
此れならば家でも試せそうだ…。
途中、二十三時前から店内のテレヴィヂョンの映像は矢沢永吉から一般放送へ切り替えられる。
何でも、蹴球の世界杯の日本対月即別戦が行われるらしい。
如何せん、蹴球には何ら興味が無い為、画面には目も呉れず、壁に向かって呑むしかない。
麦酒を五杯呑み、店を出、其の後は午前五時迄河岸を替えて呑み続ける。
二日連続の朝帰りだ…。
何でも、蹴球の世界杯の日本対月即別戦が行われるらしい。
如何せん、蹴球には何ら興味が無い為、画面には目も呉れず、壁に向かって呑むしかない。
麦酒を五杯呑み、店を出、其の後は午前五時迄河岸を替えて呑み続ける。
二日連続の朝帰りだ…。