続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「名代 富士そば」【町田】

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◆「名代 富士そば」【町田】


 ◎「かつ丼」四六〇円

 …昨日からの「ダーマチ」こと、町田滞在も二日目。
  昼からの仕事に備え、今朝は九時に宿で朝食を頂いたにも拘らず、昼御飯を摂りに出る。
  一瞬、腹も空いていないので遣り過ごそうかとも思ったが、肉体労働は体力が命の為、
  無理矢理にでも腹に押し込もうと、又しても土地勘の無い街を彷徨う。
  以前、BACCAさんから、町田に来た折には「富士そば」を…と勧められており、
  昨晩、晩御飯を摂りに徘徊した時、偶然、「富士そば」の看板を見付けていたので…。
  如何やら、「富士そば」の家頁に拠ると、此の「原町田店」は昨年末開店の新店らしい。
  関東に住んでい乍ら、「富士そば」と言うチェーンに一度も入った事が無い。
  立ち喰い蕎麦屋だからと侮っていたら、何だか小洒落た店構えで臆してしまった…。
  店頭には、BACCAさんから勧められていた「かつ丼」の広告が大々的に打たれている。
  店内に入り、券売機に対峙すると、一番目立つ「①番」が「かつ丼」と言う力の入れ様。
  本業は蕎麦屋なのに、此処迄「かつ丼」を押しているとは…。
  予定通り、「かつ丼」の釦を押し、カウンターに食券を手渡し、座って待つ。
  ん~、未だ腹は減らないな…。
  病院で薬を貰うかの様に番号が呼ばれ、取りに立つ。
  御丁寧に器には蓋が被せられている。
  いざ、蓋を開けてみると、少々残念な事に、玉子の白身が随分と目立っている。
  玉子綴じは半熟で、黄身の濃厚な黄金色でないと…。
  割り箸を割り、実際に頂いてみる。
  豚肉は決して良い質ではなかろうが、サックリとした柔らかい歯触り。
  脂身の部位が筋張って噛み切れないと言う事は無く、多少のパサパサ感は否めないが、
  「かつや」よりも安い此の価格ならば何ら問題は無い。
  味付けに関しては、蕎麦屋の出汁の効いたつゆを使っていると見えて中々。
  店内の貼り紙には、「つゆは各店で作っています」と言う類の事が記されている。
  チェーン店だからと言って、セントラルキッチンで配送される物を使用していないらしい。
  焼津産の鰹節と、日高産の昆布を用いている様だ。
  作り置きの物を使うのではなく、注文を受けてから作ると言うのも良い。
  人生初の「富士そば」は、本業の蕎麦を頂かなかったが、思ったよりも好印象。
  吃驚する程ではないが、此の価格と味ならば合点が行く。
  さて、汗水垂らして肉体労働致しますかね…。