…今日も一日、蒸し暑い中での肉体労働を終え、町田駅前の宿へと転がり込む。
重たい鞄や荷物を置き、独り、晩御飯を摂りに駅向こうへと出掛ける。
其れにしても、夥しい人の数に参ってしまい、人酔いしてしまう…。
小田原急行電鉄側を散策してみようと言う気は更々起こらず、
昨晩、今日の昼に続いて、JRの北口界隈を彷徨う。
元来、変化を嫌う人間なので、目新しい場所に態々出向くのは勿論、
旅行なんて尚更嫌いで、勝手知ったる場所や土地が一番好きだ。
なので、少しでも見覚えの有る一画を選択する…。
今晩もラーメンを頂こうと、昨晩、予め目星を付けておいた此方へ。
昨年、「厚木本店」を初めて訪れて以来、此方のチェーンは二度目の訪店…。
重たい鞄や荷物を置き、独り、晩御飯を摂りに駅向こうへと出掛ける。
其れにしても、夥しい人の数に参ってしまい、人酔いしてしまう…。
小田原急行電鉄側を散策してみようと言う気は更々起こらず、
昨晩、今日の昼に続いて、JRの北口界隈を彷徨う。
元来、変化を嫌う人間なので、目新しい場所に態々出向くのは勿論、
旅行なんて尚更嫌いで、勝手知ったる場所や土地が一番好きだ。
なので、少しでも見覚えの有る一画を選択する…。
今晩もラーメンを頂こうと、昨晩、予め目星を付けておいた此方へ。
昨年、「厚木本店」を初めて訪れて以来、此方のチェーンは二度目の訪店…。
◎「生ビール」五〇〇円
…券売機で食券を購入するのだが、今日も御多分に洩れず、ちょいと一杯。
齷齪働いたせめてもの御褒美に、黄金色の液体を…。
此の一杯の為に汗水垂らして力仕事を熟したのだ。
喉を大きく開き、目一杯、麦酒を流し込む。
先に出された水を飲まずに我慢した甲斐が有る。
…券売機で食券を購入するのだが、今日も御多分に洩れず、ちょいと一杯。
齷齪働いたせめてもの御褒美に、黄金色の液体を…。
此の一杯の為に汗水垂らして力仕事を熟したのだ。
喉を大きく開き、目一杯、麦酒を流し込む。
先に出された水を飲まずに我慢した甲斐が有る。
◎「特ぎ郎」九〇〇円
…此方のチェーンでは「ラーメン二郎」を模した「ぎ郎」と言うメニューが有る。
勿論、以前に訪れた際も此れを頂いた。
味は通常の醤油豚骨スープの「ぎょうてん」系と、「二郎」を模した「ぎ郎」系に分かれる。
迷わずと言うか、此れを頂く為に下調べをして来たので、腕白中年は「ぎ郎」で…。
然も、前回は野菜増しが出来なかったが、今回は出来ると言うので有り難い。
そして、前回は仕事の合間の為に自主規制した大蒜も、今回はしっかりと入れて貰う。
「ラーメン二郎」の無い町田で、大蒜、野菜増しを頂こうとは…。
麦酒を呷り乍ら、「ぎ郎」の登場を待つ。
「ハイ、特ぎ郎!」の声に反応し、丼を受け取る。
此れは予想以上に野菜の盛りが逞しい。
早速、蓮華でスープを啜ってみる事にしよう。
前回同様、甘辛さが感じられ、「二郎」を真似しようとしているのが窺える。
店内の貼り紙には「ぎ郎はカネシ醤油を使用しています」と記されており、
「ラーメン二郎」御用達の「カネシ醤油」が用いていると言う。
そして、スープは豚骨、鶏ガラ、野菜を煮込んでいると言う。
とは言うものの、本家の「二郎」とは似て非なる味だ…。
然し、「二郎」以外の店で、「二郎」風の物が頂けるのは嬉しい。
其れにしても、萌やしとキャベツの山が凄まじい。
バリバリ、シャキシャキと音を立てて頬張るが、此れが中々減らない。
麺が見えず、数分間、只管に野菜を食べ続ける…。
途中で面倒臭くなり、底から麺を穿り出し、不完全な「天地返し」を行う。
麺は極太と迄は行かないが、ポソポソした感じの太麺で、食べ出は十分。
此のモッサリした食感が良い。
大蒜をスープに溶かし乍ら頂くと、食欲が増進されて旨い。
豚は、バラ肉の物が三枚入り、厚さが有り、脂身、赤身のバランスも良い。
麦酒の摘みにも最適。
味付け玉子は半熟で、トロッとした感じが、此れ又、麦酒の摘みに最適。
麦酒を呑み乍ら、ラーメンを啜るのは嫌いではない…。