続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「和匠喜酒 かもん」【宮原】


 …昨晩。
  福井での仕事も進捗が良く、十六時半には終了し、福井駅へと向かう。
  十七時三十七分発の特別急行しらさぎ十四号」に乗車し、米原駅へ。
  途中の長浜駅を通過した折、琵琶湖がチラッと見え、此処が滋賀県である事を改めて感じる。
  米原駅から、夢の超特急「ひかり五二八号」で一路、東京駅へ。
  あっという間の福井出張を思い返し、山手線、高崎線を乗り継ぎ、二十二時過ぎに宮原駅着。
  独りで打ち上げをしに、毎度の此方へと出掛ける…。

 ◎「生ビール(中)」五五〇円
 …重たい鞄を転がし、五八〇キロメートルもの大移動をし、草臥れ果てて店内へ。
  何時もの指定席には座らず、カウンターの手前側の端の席に腰を下ろす。
  旅が好きではないので、旅慣れる事も無く、移動だけで疲労困憊に陥る。
  そんな時は麦酒だ。
  特別急行乗車前の福井駅のプラットホームで五〇〇ミリリットルの発泡酒を空けたが、
  其の酔いもとっくの疾うに醒めてしまっている…。

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 ◎「真あじ造り」七三〇円
 …マスターが矢鱈と、「量が有るから…」と鰺を薦めて来る。
  何か裏が有るのかと思い、「鮮度が悪いから量で誤魔化してるんですか?」と、
  普段、酷い言われ様をしている御返しをしてみる…。
  秋刀魚も売り切れと言われ、疲労から、考える事が億劫だったので、
  乗り掛かった泥舟なので、言われるが儘に従ってみる。
  言われてみれば、何時もより気持ち多目に見えなくも無い…。
  山葵を載せ、醤油に付けて頂くと、別段、傷んでいる様子も無い。
  うん、強ち、嘘でもない様だ。
  適度に脂も載り、プリッとした感じも有る。
  まあ、昼間の「CoCo壱番屋」以来、九時間も何も食べていないので、旨く感じるのだろう…。

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 ◎「まかないマヨリゾット」六五〇円
 …如何せん、空腹の時間が長く続いたので、炭水化物が欲しくなる。
  矢張り、炭水化物と蛋白質が一番美味しい…。
  そして、先日来、ずっと気に掛かっていた「まかないマヨリゾット」を発注。
  マヨネーズフェチの僕が、「いや~、未だ一度も食べていないから…」と付け足すと、
  「此の間、普通に喰ってたから!」とマスターに突っ込まれる。
  八月七日に此方で開催された呑み会の席で、如何やら、僕は頬張っていたらしい…。
  又しても、記憶喪失だ…。
  御飯に出汁汁を加え、マヨネーズで味付けをし、仕上げに黒胡椒を振り掛けている。
  匙で掬って頬張ると、マヨネーズのコッテリとした味わいが一斉に拡がり、
  チーズにも似た、濃厚な風味が感じられ、如何考えても、旨くない訳が無い。
  すると、徐々に記憶の扉が開き、何と無く、食べた様な感じがして来る…。
  まあ、酒席での愉しい記憶は、大概、僕は何時も無い…。

 此の日は麦酒六杯を、午前零時半迄呑み、マスターに車で送って貰い、失神する様に眠る…。

 因みに、此の日の御薦めメニューは…、
 ・「新サンマ造り」六五〇円
 ・「はまち造り」七三〇円
 ・「かます造り」八八〇円
 ・「小あじ塩焼」八〇〇円
 ・「はまちカマ焼」九三〇円
 ・「揚げたこ焼」四八〇円