続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「カレーハウス CoCo壱番屋」【ベル前(福井)】

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◆「カレーハウス CoCo壱番屋」【ベル前(福井)】

 ◎「こくデミカレー」五〇〇円+「ロースカツ」二五〇円+「チーズ」一八〇円

 …昨日の十八時過ぎに福井入りし、晩は同僚の方々と「弥吉」と言う地の料理が食べられる店を訪れ、
  鰤、栄螺、甘海老、雲丹、鮪等の刺身の盛り合わせや、バッテラ等を頂き、旅の醍醐味を味わう。
  明け、今日の昼御飯はと言えば、福井と言えば「CoCo壱番屋」なのだと硬く心に言い聞かせ、
  陽射しが照り付ける蒸し暑い中を歩いて食べに出掛ける。
  店頭の幟には大きく「地域限定ココイチ」と写真付きで掲げられている。
  折角、福井に態々遣って来たのだから、「CoCo壱番屋」と言えども、
  貪欲に其の土地ならではの物を頂こうと努力してみる。
  北陸地方の限定メニューは「こくデミカレー」と言う物らしい。
  「デミ」と言う単語に敏感に反応した腕白中年は、心を躍らせて即決する。
  トッピングは「ロースカツ」と、此方では絶対に欠かせない「チーズ」。
  そして、デフォルトで玉子が付いて来る様子なのだが、其の玉子の状態も選べると言う。
  「目玉焼き」、「半熟タマゴ」、「生タマゴ」の三種類。
  此れは、迷う事無く「生タマゴ」。
  ドゥルっとしたいからだ…。
  パーソナルコンピューターでメールのチェックをし乍ら待っていると、一〇分程で遣って来る。
  流石、生玉子は別の器に分けられている。
  卓上の福神漬けを此れでもかと、皿の淵に満遍無く盛り、生玉子を投入する。
  ルウから白身が溢れ出さない様に、匙で堰を作り乍ら、今日一番の真剣な表情を見せる。
  此れで生玉子が溢れ出したり、匙で誤って黄身を傷付けてしまったりしては取り返しが付かない…。
  更に、ロースカツには、一緒に出された特製の「芳醇ソース」と言う物を掛けるらしい。
  勿論、ドブンドブンと浴びせ掛ける様にして、茶色のカツを黒に染める。
  何とか作業も恙無く終了し、後は匙で掬って頬張るのみ。
  デミソースも混ざっていると見え、通常よりは濃い茶色をしている。
  寧ろ、ハヤシライスに近い色と形容出来よう。
  生玉子を匙で崩しつつ、ルウと御飯と混ぜる様にして頬張る。
  うん、正に、カレー味のハヤシライスと言った趣き。
  普通のカレーよりも辛さが控え目で、デミグラスソースの甘味を帯びた濃厚な味わいが感じられる。
  デミグラスソースの甘味の裏側に隠された微かな苦味も、濃厚さに味を添えている。
  溶け出したチーズが円やかさを齎し、糸を引きつつ、匙で掬うが、其の旨さに笑みが出そうだ。
  又、更には生玉子が絶妙で、白身のヅルッとした感じと、黄身のまったりとした感じが最高だ…。
  ロースカツはサックリとした軽い歯触りと共に、「芳醇ソース」をたっぷりと含んだ所為か、
  衣のしんなりとした部位も其れは其れで宜しく、同時に、ソースの濃い味が良い。
  余計な事に、ロースカツの下には千切りキャベツが敷かれている。
  こんな所で野菜を摂取させられるとは、不覚だ…。
  福神漬けは許せるが、こっそりとロースカツに匿われた様な格好のキャベツに怒りを覚える。
  野菜なんて、無ければ良いのだ。
  炭水化物、蛋白質じゃない癖に…、邪魔だ…。

 ~御負け~
  昨晩、「弥吉」で頂いた「バッテラ」。  
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