…土曜日。
十九時過ぎに急遽、諸般の事情で新三郷へと出掛ける。
其の帰りしな、南越谷で途中下車し、晩御飯を済ませて帰る事とする。
勿論、花粉症の症状が出ているので、アルコール消毒をせずには居られない…。
目玉は痒い、嚔は止まらない、鼻水は止め処無く垂れて来る。
とても素面で居られる状態ではない…。
昨年八月末に一度だけ訪れた事の有る此方へ再訪店。
其の際は酔っ払った二軒目で、生雲丹を頂いたが、味の記憶は有りゃしない…。
十九時過ぎに急遽、諸般の事情で新三郷へと出掛ける。
其の帰りしな、南越谷で途中下車し、晩御飯を済ませて帰る事とする。
勿論、花粉症の症状が出ているので、アルコール消毒をせずには居られない…。
目玉は痒い、嚔は止まらない、鼻水は止め処無く垂れて来る。
とても素面で居られる状態ではない…。
昨年八月末に一度だけ訪れた事の有る此方へ再訪店。
其の際は酔っ払った二軒目で、生雲丹を頂いたが、味の記憶は有りゃしない…。
◎「樽生ビール(中)」四八〇円
…店に入り、カウンター席の隙間に尻を捻じ込む様にして席を確保する。
何は無くても、取り敢えず麦酒で消毒。
目玉は取り出して洗いたい程に痒いし、身体中が痒い様な気さえして来る…。
消毒と言っても、酒を呑めは余計に症状は悪化するとは思うだが、其処は其れ。
呑む口実が欲しいだけだ…。
…店に入り、カウンター席の隙間に尻を捻じ込む様にして席を確保する。
何は無くても、取り敢えず麦酒で消毒。
目玉は取り出して洗いたい程に痒いし、身体中が痒い様な気さえして来る…。
消毒と言っても、酒を呑めは余計に症状は悪化するとは思うだが、其処は其れ。
呑む口実が欲しいだけだ…。
◎「あん肝ポン酢」四八〇円
…卓上のメニューにばかりに気を取られていると、入口の引き戸に御薦めメニューが貼ってあり、
店主に教えられて気付き、危うく、店を出る時に気付くと言う「後のフェスティヴァル」は回避…。
有り難う、親仁さん。
鮟鱇肝が有るとなると、頼まずには居られない性分だ。
普段、旨い鮟鱇肝を食べ慣れているが、其れでも食べたくなるのがプリン体フェチと言うもの…。
箸で割って頂いてみると、口の中にコッテリと濃厚な味わいがブワッと拡がる。
想像よりも悪くなく、十分に頂ける味わい。
難点はポン酢が妙に少ないと言う点…。
◎「白子ポン酢」四八〇円
…しっかりと、「あん肝ポン酢」と寄り添う様に貼り紙に記されている。
冬の味覚として、此の二品は無くてはならない。
此方も余り期待をせずに頂く。
何せ、そうそう旨い白子には出会えないので…。
プリッとした食感、まったりとしたクリーミーで滑らかな味わいが感じられ、此れ又、悪くない。
円やかな後味が口に感じられ、十分に及第点。
難点はポン酢が妙に少ないと言う点…。
◎「寒ぶりセット」六八〇円
…此の冬の時期の旬、寒鰤が頂けると言うので迷わず発注。
刺身だけも有るが、「大衆寿司酒場」を謳っているので、刺身と寿司の合い盛りも有る。
一度で二度美味しいなんて、腕白中年には願ったり叶ったり…。
刺身の方は、随分と厚めに切られており、口の中で脂の載りが存分に感じられる。
寿司の方は、酢飯との相性も良く、何とも言えない旨さ。
旬の物を頂くのが一番旨い。
◎「いくらつまみ」五八〇円
…麦酒を遣っていると、同類のプリン体が如何しても欲しくなる。
と言う事で、イクラの摘みと言う素敵な物が有る様なので発注。
醤油漬けのイクラを、何かのリハビリテイションの様に箸で摘み乍ら頂く。
プチプチと口の中で弾け、醤油漬けの味わいが拡がる。
其れが弾けた瞬間、至福の時を迎え、思わず嬉しくなってしまう…。
矢張り、目には目を、プリン体にはプリン体をだ。
◎「こがね焼豚炒飯」四八〇円
…不意に、寿司を売りにしている店にも拘らず、壁に炒飯のメニューが貼られており、
此の炒飯の御飯は酢飯ではなかろうかと不安を覚えつつ、恐る恐る発注。
見た目は中華料理屋で見掛ける、ちゃんとした米粒パラパラの炒飯。
味はと言えば、当然乍ら、酢飯の筈もなく、炒飯らしい炒飯。
下手な街の中華屋の物よりも旨く、黒胡椒が効いており、味付けも良い。
刻み叉焼も入り、玉子も一緒に炒められており、癖に成りそうな味。
流石、店名を冠しているだけあり、自信が有るのだろう…。
◎「たまご」一〇〇円
◎「大根」一〇〇円
◎「しらたき」一〇〇円
…何と、御田も有る様なので発注してみる。
汁は透き通っており、静岡御田の様な真っ黒い感じは無い。
メニューに富士宮焼き蕎麦が有ったので、一瞬期待をしたが、世の中そんなに上手くは出来ていない…。
汁は程好い塩気が感じられ、高血圧患者には持って来い。
ラーメンの玉子は半熟でないと嫌だが、御田の固茹での玉子は好きだ。
咽る様な黄身のモソモソ感が良く、汁を掛け乍ら頬張る。
大根は適度に味が染みており、箸で割る事が出来る。
もっと煮込んで柔らかいのが好みだが、頂くと何だかホッとする。
白滝は何と無くの気分で…。
◎「トロタク巻」二八〇円
…〆は巻き寿司を頂く。
中でも一番好きなトロタク巻きを発注。
鮪の叩きと沢庵と言う組み合わせだが、此れを最初に発明した人は偉い!
余り合いそうもない組み合わせだが、此れが不思議と合うのだ。
鮪の叩きのコッテリとした味わいと、沢庵のポリポリと言う食感とさっぱりした味わい。
此れが酢飯と海苔と相俟って、絶妙な味を醸し出す…。
此の日は麦酒を四杯頂き、ハイボールを頂きたい所を抑えて帰る…。
※2010年3月1日時点の情報です。
ID:0007857203
ID:0007857203