続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「魚定食 丸や」【横浜・泉】

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◆「魚定食 丸や」【横浜・泉】


 ◎「ヤリイカサシミ定食」一〇〇〇円

 …昨日。
  連日、電車、バスを乗り継いで仕事に出掛け、此の日は横浜市の外れに赴く。
  昨年の六月迄、此の地区を担当していた際に足繁く通った此方。
  昨年五月十九日を最後に、もう訪れる事は出来ないかと悲しみに暮れたが、
  世の中、何が如何成るか分からず、再び訪れようとは夢見心地だ…。
  魚屋が営む店の様で、魚種、メニューが豊富で、刺身、煮付け、塩焼きで頂ける。
  毎回毎回、此方でメニューを眺めているだけでもワクワクしてしまう…。
  十三時半前に店に到着すると、何時もは満席に近い状態だが、此の日は空いている。
  ホッと胸を撫で下ろし、カウンター席の隅っこにひっそり座り、愉しみのメニューを見回す。
  ん~、相変わらず色々な魚が取り揃えられており、何を頂こうかと長考してしまいそうだ。
  余り長い時間悩んでも無粋なので、「真鯛塩焼き定食」を発注すると、
  何てこったい、品切れと仰るではないか。
  再び、う~ん…と発熱しそうな勢いで悩み、思い付きで「ヤリイカサシミ定食」を発注。
  今度はすんなりと発注が通った様だ…。
  奥の調理場を覗くと、老女が刺身包丁を手に、丸で何かの仕置き人かの様に魚を捌いている。
  槍烏賊を選択したのは、「鮨処 いっしん」で頂く槍烏賊が殊の外旨いのに触発されたからだ。
  此方の物と食べ比べてみようと言う寸法だ。
  程無くして、豪快に盛り付けられた槍烏賊が、変わり果てた姿で遣って来る…。
  小皿に醤油を注ぎ、ガチャピンの様な色をした山葵を溶き、早速取り掛かる。
  先ずはエンペラの部位を摘むと、余程新鮮と見えて透き通っている。
  歯触りはコリコリ感が強く、皮が張っているのでバリッと言う音もする。
  身の部位は真っ白く、ピカピカと光って瑞々しさが見て取れる。
  食感は僅かにサックリとした感じがし、弾力が強い印象。
  口の中で躍る様で、鮮度の良さが実感出来る。
  「鮨処 いっしん」のマスターから、鮮度の良い烏賊はコリコリとして固い食感で、
  少し寝かせるとサックリとした歯触りが出て来ると聞いた事が有るが、
  其の点では、此方の烏賊は正に新鮮で、市場から然程時間を置かずに僕に口に入ったのだろう。
  其れでもネットリとした甘味が口一杯に拡がり、烏賊の旨さを堪能出来る。
  不意に横を見ると、僕も一瞬頼もうかと迷った「メロカマ煮付け定食」を食べている客が居り、
  其の魚の大きさに些かの嫉妬心が芽生え、次こそは其れを頂こうと密かに決意する…。

  因みに、他のメニューは…、
  (サシミ定食)
  ・「本マグロ大トロ」二五〇〇円
  ・「中トロ上」、「皮ハギ(キモ付)」一八〇〇円
  ・「シメサバ」、「関アジ」、「金目鯛」、「カニの身」一五〇〇円
  ・「ヒラメ」、「ヒラメエンガワ」、「ブリ」、「ホタテ」、「甘海老」、「ホッキ貝」一二〇〇円
  ・「サーモン」、「アジ」、「マグロホホ」、「カンパチ」、「オコゼ」、
   「モンゴイカ」、「煮穴子丼」、「マグロづけ丼」一〇〇〇円
  ・「酢ダコ」、「ハマチ」八五〇円
  (天プラ定食)
  ・「盛合せ」、「海老」、「白子」、「天丼」一〇〇〇円
  ・「キス」、「メゴチ」、「アジ」、「穴子」、「穴子丼」八五〇円
  (煮付定食)
  ・「金目鯛」一八〇〇円
  ・「本ムツ」一五〇〇円
  ・「メロカマ(銀ムツ)」、「メバル」一三〇〇円
  ・「真鯛」、「アジ」、「オコゼ」、「白子」、「マグロカマ」、「カレイ」、
   「ヤリイカ」、「ブリカマ」、「マグロ円盤」、「魚卵」、「ハタハタ」一〇〇〇円
  ・「ホタテ」、「サバ」、「小イカ」八五〇円
  (塩焼定食)
  ・「金目鯛干」一五〇〇円
  ・「うなぎ蒲焼」一三〇〇円
  ・「ハラス」、「マグロテリ」、「ブリテリ」、「新巻鮭辛口」、「マグロ円盤」、「真鯛」一〇〇〇円
  ・「サバ」、「シマホッケ」、「イカゲソ」、「サンマ丸干」、「イワシ丸干」八五〇円
  ・「マグロホホ」八〇〇円
  (単品)
  ・「アンキモ酒蒸し」八〇〇円
  ・「白子ポン酢」八〇〇円
  ・「ふきのとう天プラ」六〇〇円
  ・「タラの芽天プラ」六〇〇円
  ・「カタクチイワシ焼」三五〇円
  ・「マグロの皮」三〇〇円
  ・「わかめ酢みそ合え」三五〇円