続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「宗家一条流 がんこラーメン」【池袋】

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◆「宗家一条流 がんこラーメン」【池袋】


 ◎「塩ラーメン」七〇〇円

 …三連休も終わってしまい、二日酔い気味で朝一で池袋へ出掛ける。
  気も身体も重いったら有りゃしない…。
  午後から大船に出掛ける為、其の前に池袋で昼御飯を済ませる事とする。
  勿論、ラーメン店を軸に候補店を絞るのだが、今迄訪れた事の無い店にしてみる。
  二月になんばで頂いた「宗家一条流がんこラーメン十八代目」に続いて、
  此方の系列を訪れようと、店の前へと行ってみると、営業中の証である牛骨がぶら下がっている。
  店外に設えられた券売機で食券を購入する仕組みの様だ。
  券売機の一番上には、此方の一押しメニューらしき「醤油ラーメン」の釦が有る。
  券売機に手書きの紙が貼られており、限定の「塩ラーメン」が有る旨が記されており、
  「醤油ラーメン」の食券を購入して、「塩ラーメン」と告げれば良い様だ。
  「限定」と言う言葉に惹かれ、「塩ラーメン」にしてみる。
  扉を開けて店内に入ると、カウンター席四席のみの実に小ぢんまりとした造り。
  身体を小さくして、カウンター席の一番奥にすっぽりと収まる。
  其の後も、息を潜める様にして、ひっそりとラーメンの登場を待つ。
  そして、虎の絵が描かれたTシャツを着た頑固そうな店主から丼を受け取る。
  見た目には、醤油ラーメンと見紛うような色をした塩ラーメン。
  カウンター上に置かれた丼から蓮華を取り、テーブル下のプラスチック製の小箱から割り箸を取り、
  約一ヶ月振りに此方の系列のラーメンを味わう。
  スープは茶色に近い黄金色をしており、啜ってみると、此方特有の塩辛さが舌を貫く。
  然し乍ら、塩が持つ甘味と言うか、只、塩辛いと片付けられない旨味の様な物を感じる。
  高血圧患者には塩気は大歓迎だが、其れでも塩っぱい物は塩っぱい。
  然し、嫌な感じは全くしない。
  麺は「サッポロめんフーズ」と言う会社の物らしく、太さは中細と言った所か。
  麺はボソボソした感じが若干有り、個人的には好きな部類に入るだろう。
  粉っぽいと迄は行かないが、其れに通ずる物が有り、結構好きだ。
  適度に腰も効いており、先ず先ずの食感。
  具の叉焼は大判の物が二枚入り、バラ肉を巻いた物で、入れる直前に機械で切られる。
  厚みは二ミリメートル程度だが、味がしっかりと染みており、ホロッと崩れる感じが良い。
  麺麻はシャキシャキ感が有り、味付けも今迄に無い感じの味わいで、量も多くて好感が持てる。
  具は他に、葱と海苔が入る。
  スープは流石に残したが、此の後、喉が異様に渇いた事は言う迄も無かろう…。