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◆「ジャンクガレッジ」【東大宮】
「ジャンクガレッジ」【東大宮】
◎「ラーメン」七〇〇円＋「子豚増し」一五〇円
…昨晩は浅草でｉｄ１９０氏と酒を酌み交わした後、「和匠喜酒 かもん」で軽く遣り、
其の日の内に、何だか物足りなさを抱きつつ帰宅し、欲求不満気味に床に就く。
今朝は一〇時過ぎに起床し、する事も無く、自堕落にボーっと過ごす。
正午に成り、漸く重たい身体を動かし始め、参議院選挙の投票用紙を持ち、外出する。
投票は後回しにし、腹が減っては投票も出来ないと言う事で、腹拵えが先決。
腹の虫が喚き散らす程に空腹を訴えている為、毎度御馴染みの此方へと出掛ける。
此処最近は毎週の様に訪れており、すっかり中毒症状に見舞われている…。
店に着くと店頭には七人の待ちで、駐車場も空いており、一先ず安心する。
券売機で何時もの食券を購入し、店外の行列の最後尾に並ぶ。
運の悪い事に、僕の前は木っ端アベック…。
女の方が、見た目はそうでもないのだが、甘ったれた、舌っ足らずのアニメ声で、
「不思議さん」と言うか、妖精と会話が出来そうな感じの声で男に甘えている。
此の蒸し暑さが増幅される様で、嗚呼、苛苛する…。
とてもではないが、此の手の暴力的なラーメンを完食出来るそうもない感じで、
主食は綿菓子と向日葵の種と言った感じの甘え方が鬱陶しい…。
其れを尻目に、僕は腕組みをし、眉間に皺を寄せ、憤怒の形相で仁王立ち。
もう、若田光一さんと宇宙に飛んで、置き去られて来て欲しい…。
きっと、彼等なら上手く遣って行けると思う…。
そんな苦痛に一〇分強耐え、運良く、木っ端アベック迄が先に店内に通され、視界が良好になる。
あれが僕の隣りでラーメンを乳繰り合い乍ら、チマチマと啜って呉れなくて助かる。
其れから一〇分経たない内に僕も店内に通され、カウンター席の端っこに腰掛ける。
店の対角線の最も遠い位置に、件の木っ端アベックが居り、案の定、チマチマと食んでいる様で、
其のロットの一番最後の客と成り、回転率を悪化させている…。
そんな有象無象は兎も角、トッピングを訊かれる段に成り、「全増しで！」と答える。
大蒜の入れ忘れだけは御免蒙るので…。
程無くして、随分と野菜の盛りが控え目なラーメンが目の前に差し出される。
先週と調理人は同じ様だが、盛りの悪さが難点だ…。
先ずはスープから啜ると、相変わらずのドロッとした濃厚、濃密な重量感の有る味わい。
胃袋にズシリと来る感じで、衝撃的な味わいで良い。
然し、頂く頻度が多い所為か、将又、件の木っ端アベックの所為で気分を害したからか、
以前程の感動は受けなくなってしまっている自分が居る事に、少し落ち込んでみる。
とは言え、十分過ぎる程に旨く、蠱惑的で魅惑的な味である事は言う迄も無い…。
卓上のラーメンのタレを野菜にドレッシング感覚で振り掛けて頂くのが最近の食べ方。
今日は野菜の茹で加減が絶妙で、シャキシャキ感は抑え目で、クタクタ感が出ている。
個人的には、其の昔、狂った様に通い詰めた「ラーメン 富士丸」のクタクタ感に通ずる物が有り、
バリバリと生野菜を飛蝗の様に頬張るよりは、ギューっと噛み締めたくなる感じの方が好み。
麺は縮れの効いた、「浅草開化楼」製の特注麺で、縄暖簾の様な太さで荒々しさが有る。
此のゴワゴワ感が堪らず、強靭な腰、モッチリとした張りと弾力が良い。
啜ると、ブルンブルンと唸りを上げ、唇を鞭で叩く様にして口内に収まって行く。
しっかりと入れられた大蒜の粒子がスープに溶け出し、其れが麺と絡み合い、
啜ると一緒に入って来るのが良く、週の初めに大蒜の補填が出来て大満足。
背脂もコロコロとして、甘味が有り、脂の塊だが嫌味が無くて旨く、プルンプルンしている。
さて、「子豚増し」にした豚は、言わずもがなの美味しさ。
バラ肉を巻いた物で、円の中心の赤身の部位はホロトロ感たっぷりで、柔らかい乍らも、
しっかりとした噛み締め甲斐が有り、味も染み込んでいて旨味満点。
円の外側を構成する脂身の部位は、コラーゲンたっぷりのプルプルとした食感。
脂身特有の甘味が有り、僕にとってはデザートも同然。
此れを摘みに麦酒でも良かろう…。
食後は蒸し風呂上がりの様に汗だくで、満腹感と達成感が有り、満足度は高い。
又来週も頂ける事と、件の木っ端アベックが不幸に成る事を祈念し、大蒜臭を撒き散らし乍ら投票へ行く…。
…昨晩は浅草でｉｄ１９０氏と酒を酌み交わした後、「和匠喜酒 かもん」で軽く遣り、
其の日の内に、何だか物足りなさを抱きつつ帰宅し、欲求不満気味に床に就く。
今朝は一〇時過ぎに起床し、する事も無く、自堕落にボーっと過ごす。
正午に成り、漸く重たい身体を動かし始め、参議院選挙の投票用紙を持ち、外出する。
投票は後回しにし、腹が減っては投票も出来ないと言う事で、腹拵えが先決。
腹の虫が喚き散らす程に空腹を訴えている為、毎度御馴染みの此方へと出掛ける。
此処最近は毎週の様に訪れており、すっかり中毒症状に見舞われている…。
店に着くと店頭には七人の待ちで、駐車場も空いており、一先ず安心する。
券売機で何時もの食券を購入し、店外の行列の最後尾に並ぶ。
運の悪い事に、僕の前は木っ端アベック…。
女の方が、見た目はそうでもないのだが、甘ったれた、舌っ足らずのアニメ声で、
「不思議さん」と言うか、妖精と会話が出来そうな感じの声で男に甘えている。
此の蒸し暑さが増幅される様で、嗚呼、苛苛する…。
とてもではないが、此の手の暴力的なラーメンを完食出来るそうもない感じで、
主食は綿菓子と向日葵の種と言った感じの甘え方が鬱陶しい…。
其れを尻目に、僕は腕組みをし、眉間に皺を寄せ、憤怒の形相で仁王立ち。
もう、若田光一さんと宇宙に飛んで、置き去られて来て欲しい…。
きっと、彼等なら上手く遣って行けると思う…。
そんな苦痛に一〇分強耐え、運良く、木っ端アベック迄が先に店内に通され、視界が良好になる。
あれが僕の隣りでラーメンを乳繰り合い乍ら、チマチマと啜って呉れなくて助かる。
其れから一〇分経たない内に僕も店内に通され、カウンター席の端っこに腰掛ける。
店の対角線の最も遠い位置に、件の木っ端アベックが居り、案の定、チマチマと食んでいる様で、
其のロットの一番最後の客と成り、回転率を悪化させている…。
そんな有象無象は兎も角、トッピングを訊かれる段に成り、「全増しで！」と答える。
大蒜の入れ忘れだけは御免蒙るので…。
程無くして、随分と野菜の盛りが控え目なラーメンが目の前に差し出される。
先週と調理人は同じ様だが、盛りの悪さが難点だ…。
先ずはスープから啜ると、相変わらずのドロッとした濃厚、濃密な重量感の有る味わい。
胃袋にズシリと来る感じで、衝撃的な味わいで良い。
然し、頂く頻度が多い所為か、将又、件の木っ端アベックの所為で気分を害したからか、
以前程の感動は受けなくなってしまっている自分が居る事に、少し落ち込んでみる。
とは言え、十分過ぎる程に旨く、蠱惑的で魅惑的な味である事は言う迄も無い…。
卓上のラーメンのタレを野菜にドレッシング感覚で振り掛けて頂くのが最近の食べ方。
今日は野菜の茹で加減が絶妙で、シャキシャキ感は抑え目で、クタクタ感が出ている。
個人的には、其の昔、狂った様に通い詰めた「ラーメン 富士丸」のクタクタ感に通ずる物が有り、
バリバリと生野菜を飛蝗の様に頬張るよりは、ギューっと噛み締めたくなる感じの方が好み。
麺は縮れの効いた、「浅草開化楼」製の特注麺で、縄暖簾の様な太さで荒々しさが有る。
此のゴワゴワ感が堪らず、強靭な腰、モッチリとした張りと弾力が良い。
啜ると、ブルンブルンと唸りを上げ、唇を鞭で叩く様にして口内に収まって行く。
しっかりと入れられた大蒜の粒子がスープに溶け出し、其れが麺と絡み合い、
啜ると一緒に入って来るのが良く、週の初めに大蒜の補填が出来て大満足。
背脂もコロコロとして、甘味が有り、脂の塊だが嫌味が無くて旨く、プルンプルンしている。
さて、「子豚増し」にした豚は、言わずもがなの美味しさ。
バラ肉を巻いた物で、円の中心の赤身の部位はホロトロ感たっぷりで、柔らかい乍らも、
しっかりとした噛み締め甲斐が有り、味も染み込んでいて旨味満点。
円の外側を構成する脂身の部位は、コラーゲンたっぷりのプルプルとした食感。
脂身特有の甘味が有り、僕にとってはデザートも同然。
此れを摘みに麦酒でも良かろう…。
食後は蒸し風呂上がりの様に汗だくで、満腹感と達成感が有り、満足度は高い。
又来週も頂ける事と、件の木っ端アベックが不幸に成る事を祈念し、大蒜臭を撒き散らし乍ら投票へ行く…。
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※2010年7月11日時点の情報です。
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