◆「いづみや第二支店」【大宮】
…日曜日。
諸般の事情で新三郷に行かねばならず、其の帰りに大宮駅で途中下車。
何時もは昼御飯を済ませようとするのだが、如何せん、此の暑さ。
如何にもこうにも、普通に食事をする気は起こらず、此りゃ、呑まずには居られないと結論し、
六月二十七日以来、一ヶ月振りの訪店。
諸般の事情で新三郷に行かねばならず、其の帰りに大宮駅で途中下車。
何時もは昼御飯を済ませようとするのだが、如何せん、此の暑さ。
如何にもこうにも、普通に食事をする気は起こらず、此りゃ、呑まずには居られないと結論し、
六月二十七日以来、一ヶ月振りの訪店。
◎「生ビール(中)」六〇〇円
…十三時過ぎに店に入り、壁際の席に陣取り、何時もの如く此れを発注。
「違いの分かる器の大きさ」の貼り紙通り、チェーン店の大ジョッキが運ばれて来る。
重たいジョッキを持ち上げ、暑さを呑み干す様にグイッと呷る。
一体、此の訳の分からない暑さの為に、何杯の麦酒を呑まねばならないのか…。
…十三時過ぎに店に入り、壁際の席に陣取り、何時もの如く此れを発注。
「違いの分かる器の大きさ」の貼り紙通り、チェーン店の大ジョッキが運ばれて来る。
重たいジョッキを持ち上げ、暑さを呑み干す様にグイッと呷る。
一体、此の訳の分からない暑さの為に、何杯の麦酒を呑まねばならないのか…。
◎「もつ煮込み」一七〇円
…此方に来たら、何は無くとも、此の「もつ煮込み」を頂かなくてはいけない。
僕が大学生時分、此方に惹かれる切っ掛けと成った「もつ煮込み」。
其の頃からプリン体には目が無かった様だ…。
其の当時と比べると二〇円値上がりし、味も随分とあっさりしてしまっているが、
モツは柔らかく、さっぱりとして居乍ら、懐かしさが漂い、正に青春の味。
◎「酎ハイ」三三〇円
…僕の三十路の誕生日の日に、僕を見るなり「ヨン様みたいな男だナァ」と声を掛けて呉れ、
其れ以来、此方で何度と無く顔を合わせ、酒を酌み交わした昭和十八年生まれの先輩が居り、
久し振りだからと酒を御馳走して呉れ、言われるが儘、酎ハイを頂戴する。
何かと僕を気遣って呉れ、色々な人生の先達の話に耳を傾ける…。
…僕の三十路の誕生日の日に、僕を見るなり「ヨン様みたいな男だナァ」と声を掛けて呉れ、
其れ以来、此方で何度と無く顔を合わせ、酒を酌み交わした昭和十八年生まれの先輩が居り、
久し振りだからと酒を御馳走して呉れ、言われるが儘、酎ハイを頂戴する。
何かと僕を気遣って呉れ、色々な人生の先達の話に耳を傾ける…。
◎「山芋納豆和え」三〇〇円
…通常のメニューとは異なり、日替わりメニューがホワイトボードに記されており、
其の中から、とろろには丸で目が無いので、此れに期待を込めて発注。
如何言う物が出て来るのかと思いきや、其の名前通り、とろろに納豆が入った物。
此れに醤油をドバドバ掛け、此れをヅルヅルと音を立てて啜る。
◎「ハムエッグ」三五〇円
…僕自身、目玉焼きを摘みに酒を呑める様に成ったら本当の酒呑みだと考えており、
其れを実践するべく、ハムを加えて少し豪華にハムエッグを発注。
何とも素朴で、如何にも普通な感じが何とも良く、大衆酒場らしさが漂う。
黄身はやや半熟気味で、酒の摘みとしては合格点。
黄身が半熟過ぎて、ドロドロと黄身が出てしまうのでは酒の摘みとしては駄目だ。
ハムも安っぽくて良い。
此の日は麦酒一杯、酎ハイを五杯位は頂いただろうか、六時間程滞在し、十九時頃に店を出る。