…昼御飯で「ジャンクガレッジ」で腹拵え、大蒜補給をした後は、
自動車販売店で労働する高等学校時分の友人に、車検を頼むべく、自動車を預けに行く。
帰りは駅迄送って貰い、電車に乗車して帰宅し、帰ってからは午睡する事も無く、
明日からの仕事の準備をしたりと、偶の休みなのに何だか忙しない…。
日もとっぷり暮れ、週末最後の晩の娯楽にと、毎度の此方を訪れる。
本来は、昼に訪れて昼酒を堪能するのが最高の贅沢なのだが…。
自動車販売店で労働する高等学校時分の友人に、車検を頼むべく、自動車を預けに行く。
帰りは駅迄送って貰い、電車に乗車して帰宅し、帰ってからは午睡する事も無く、
明日からの仕事の準備をしたりと、偶の休みなのに何だか忙しない…。
日もとっぷり暮れ、週末最後の晩の娯楽にと、毎度の此方を訪れる。
本来は、昼に訪れて昼酒を堪能するのが最高の贅沢なのだが…。
◎「生ビール(中)」五八〇円
…土曜日の晩に出掛けると言うのは豪い久し振りで、何だか変な感じがする。
店内を覗けば八名も居て賑わっており、大人しく食事が出来なそうで入るのも憚られるが、
今週は今夜しか来られないので、意を決して潜入し、座敷の一番奥の十八番席に腰を落ち着ける。
マスターの「十八ばーん、生麦酒!」の声で、ママさんが生麦酒を厨房奥から手渡して呉れる。
昼に自動車を運転する用事が有った為に飲酒を控えていたので、今日の口開け。
苦味の効いた黄金色の液体がシュワシュワと喉を刺激し乍ら、食道を通って転げ落ちて行く。
…土曜日の晩に出掛けると言うのは豪い久し振りで、何だか変な感じがする。
店内を覗けば八名も居て賑わっており、大人しく食事が出来なそうで入るのも憚られるが、
今週は今夜しか来られないので、意を決して潜入し、座敷の一番奥の十八番席に腰を落ち着ける。
マスターの「十八ばーん、生麦酒!」の声で、ママさんが生麦酒を厨房奥から手渡して呉れる。
昼に自動車を運転する用事が有った為に飲酒を控えていたので、今日の口開け。
苦味の効いた黄金色の液体がシュワシュワと喉を刺激し乍ら、食道を通って転げ落ちて行く。
◎「いかと大根の煮物」無料
…隣りの席を片付けに来たママさんが、摘みにと煮物を持って来て呉れる。
独り者にはとことん縁の無い、烏賊と大根の煮物。
此の綺麗な飴色が照り輝いて見える様で、後光が射しているかの様に眩い…。
烏賊は皮がバキッと言う様な感じで弾力が有り、大根は十分に煮汁を吸っていて、
口の中が一気に煮汁の津波に襲われるかの様で、何とも有り難い美味しさ。
◎「〆さば」二三〇円
…煮物を十分に堪能したので、今日は行き成り寿司を握って頂く。
先ずは〆鯖から先に登場する。
夏の時期なので、脂の載りは冬場に比べると薄いが、しっとりと口内に同化する様で、
仄かな酸味と、鯖の身の嫋やかさが感じられる。
◎「小肌」一六〇円
…此処最近、すっかり馴染み深くなった新子。
先週迄は身が小さかったので一貫で三枚付けだったが、今回は二枚付け。
其れだけ身が大きい物が獲れる様に成ったのだろうが、身は非常に柔らかく、
青臭い、若い感じがするのだが、逆に其れが初々しくて良い。
◎「鰺」二三〇円
…一時期、他に頂く物が多い所為で暫く遠ざかっていた鰺だが、数ヶ月前より、
トロ並みに脂が載って旬を迎えていると言うのを聞いてからと言うもの、すっかり虜だ。
最盛期よりは脂の載りは落ちるが、口の中でプリップリ言う様な弾力が良く、
何より、目を瞑って其の味を味わうと、脂の旨味が凝縮していて最高に旨い。
◎「鰯」一六〇円
…鰺同様に、旬を迎えて脂が載り切った旨さに打ちのめされているのが鰯。
口に入れるなり、トロンとした舌触りで、身悶えしそうな旨さ。
脂が十分に載っているのだが、肌理の細やかな脂なので執拗くなく、
青魚本来の風味も害わず、或る意味、サッパリとした味わいが堪能出来る。
◎「生サンマ」二三〇円
…今年は秋刀魚の不漁の影響で、市場価格が高騰していると聞いたが、
先週から、三二〇円から二三〇円の皿へと値を下げて提供されている。
秋刀魚は焼き魚が良いと言われるが、骨を取るのが億劫な僕は、断然、生の方が良い。
と言うより、生の方が旨いので好きだ。
◎「いさき」二三〇円
…久し振りに伊佐木が有るではないか。
初夏に、此方で頂いた伊佐木の旨さに魅せられ、空前の伊佐木ブームが到来し、
「魚定食 丸や」でも「イサキ塩焼定食」を堪能したりと、鯛よりも旨いと感じる程。
当時程の物凄いコクこそ無いが、身は弾力が有り、まったりとしたコクは格別。
◎「まぐろ」二三〇円
…鮪の旨さを再認識させて呉れたのも此方の鮪。
決して冷凍物は使用せず、生鮪に拘るマスターの職人気質が良い。
今回の鮪は口内にしっとりと吸い付く様な感じで、ネットリとした味わいが拡がり、
赤身特有の仄かな酸味も有り、赤身らしい赤身と言った感じの鮪。
◎「すじ子」三二〇円
…そろそろ〆に取り掛かり、何時もの如く、〆前は御決まりの筋子を発注。
すっかり欠かせない品と成り、筋子の入荷が暫く無かった時期が嘘の様だ。
姫鱒の筋子だが、鮭に負けず劣らずで、粒は小さいが、しっかりとプチッと弾ける。
すると、口内はプリン体が誘爆を起こしたかの様に、まったりとした味わいで一杯に成る。
◎「煮穴子」三二〇円
…オーラスは煮穴子で、「なるほど・ザ・ワールド」で言う所の「恋人選び」の様なものだ。
此れが無くちゃ終われないと言った、絶対的な物だ。
持ち帰りの客が穴子を大量発注したが、一皿分を残しておいて呉れた様だ。
ふっくら、ふんわりした食感は職人技で、締め括るに相応しい逸品。
今宵は麦酒三杯を頂戴し、僅か一日の休日を終え、明日からの仕事に備えて帰宅…。
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※2010年9月4日時点の情報です。
ID:0000301944
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