続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「ニラなんばんらーめん めん吉」【郡山】

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◆「ニラなんばんらーめん めん吉」【郡山】


 ◎「みそとんこつらーめん」七八〇円

 …昨日。
  土曜日の休み一日だけで、二泊三日の須賀川への出張に出掛ける。
  先週前半の広島旅行の疲れも有耶無耶に成り、疲労も蓄積した儘、勤めに出る。
  「勤めに出る」と言うと、僕が丸で花魁の様だが、そうではない…。
  午後過ぎに須賀川集合の為、其の前に宿の宛がわれている郡山へと向かう。
  大宮駅発十二時〇六分の「やまびこ五十一号」に乗車し、郡山駅に降り立つ。
  昨年の八月に訪れて以来、一年振りに訪れる事と成る。
  宿に荷物を預ける前に、先ずは腹を膨らませなければ成らない。
  西口の桃色繁華街が形成されている屋根付き商店街を彷徨い、
  土地勘の無い中年が独りで食事が出来そうな店の当たりを付ける。
  さんざっぱら彷徨い、重たいトランクケースを転がすのも憚られるので、
  取り敢えず、手軽に入れそうなラーメン屋に決定する。
  「ニラなんばんらーめん」を売りにしており、関東地方にも此のラーメンを売りにする、
  東北地方が資本のチェーン店が一時期蔓延っていた時が有るのを記憶している。
  其のラーメンチェーンとは異なるが、先ずは入ってみる。
  昼時と言うのに、店内には一組、二名の客しか居らず、
  厨房内には若い姉御肌っぽい女性と、ゆとり教育世代と思しき男性のみ。
  入口に近いカウンター席に腰掛け、メニューをザッと眺める。
  初めて訪れる店なので、看板に掲げている「ニラなんばんらーめん」を頂くのが普通だが、
  メニューには「みそとんこつらーめん」が一番人気だとしてある。
  店の看板メニューが一番人気ではないとは、如何言う事だろうか…。
  そう言われちゃ、「みそとんこつらーめん」を発注せざるを得なくなり、発注してみる。
  厨房内では、後から来た客の注文も重なり、件の姉御肌風の若い女性が、
  チャラチャラした男性店員に助言を与えつつ仕事をさせている光景が、
  「御姉さん」好きの僕としては、心が何だか時めいてしまう…。
  其の指導の片手間に作られたラーメンが、「御姉さん」から配膳される。
  残念乍ら、其のラーメンは至って普通の見てくれ…。
  蓮華でスープを啜ってみると、スープはサラッとしており、味わいは薄い印象。
  味の奥行きが無いと言うか、印象に残る物が無い。
  昨今、池袋の「麺処 花田」に嵌っており、其の味の良さと比べると、足元にも及ばない。
  あっさり系のコクの弱い普通の味噌味のラーメンと言った趣きが強い。
  麺も此れ又、腰やら弾力とは無縁の物で、至って普通の麺と茹で加減。
  まあ、其れも全て想定内だ…。
  具は萌やし、葱、麺麻、叉焼
  何れも、至って普通で、特筆すべき物は何一つ無い。
  其れより僕は、福島訛りで手取り足取り、色んな事を指導されたい…。