続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「インドカレーハウス サニー・タージ」【上大岡】

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◆「インドカレーハウス サニー・タージ」【上大岡】

 ◎「Aセット(チキンカレー、ナン、マンゴーラッシー)」八四〇円

 …三連休を極めて自堕落に、そして、気分を頗る害して過ごした為、
  あっと言う間に過ぎ去り、今日から社会復帰…。
  前の晩は二十二時過ぎには早々に閉店ガラガラで、床に潜り込んだが、
  寝付きが悪かったり、相変わらずの頻尿の所為で何度も起きたり、寝た気が余りしない…。
  七時半前に起床し、湘南新宿ライン京浜急行に揺られ、上大岡へと出掛ける。
  今回、担当が代わるに当たり、上役から引き継ぎを受けねば成らない。
  背広の上っ張りを羽織っていた所為で、朝から瀧の様に汗が流れ落ち、
  未だ未だ、季節は真夏で有る事を実感し、仕事に没頭する。
  十三時を過ぎ、一先ず、昼御飯を摂ろうと、二人して外へ出る。
  カレー好きの上役に従い、行き付けだと言う印度料理店に付いて行く。
  店内は小ぢんまりとしており、浅黒い印度人店員が居り、本格的な感じが窺え、期待出来そうだ。
  テーブル席に腰掛け、昼時のメニューを眺める。
  六種類のメニューが有り、こちとら疾うに赤字覚悟で、緊縮財政を敷かねば成らない状況の為、
  最も安い「Aセット」を発注する。
  カレーは「チキン」、「野菜」、「豆」の三種類から選択出来、勿論、「チキン」で。
  そして、「プレーンライス」、「ナン」のどちらかと訊かれ、「ナン」で御願いする。
  更に、飲料も付くと言うので、「マンゴーラッシー」で発注。
  仕事の話をしている間に、予想よりも遥かに早く運ばれて来る。
  カレーの辛さは、日本の中辛よりも辛目と言うが、面倒臭いので其の儘で通す…。
  先ず吃驚したのが、ナンがまあ、大きい事!
  ジャイアント馬場の顔と同じ位は有りそうな面積。
  尤も、生ジャイアント馬場を見た事が無いから分からないが…。
  銀の盆には、巨大なナン、チキンカレー、生野菜が盛られている。
  早速、ナンを千切ろうとするも、焼き立てで熱く、リアクション芸人の様に成ってしまう。
  面の皮と同様、手の皮も厚くないので…。
  熱さを堪えて千切り、カレー臭のする茶褐色の液体に浸して頬張る。
  ルウはサラッとしており、当然の事乍ら、日本の其れよりも粘性が低い。
  懸案の辛さだが、辛いのが駄目な僕だが、やや辛いと感じる程度で、苦も無く頂ける辛さ。
  其れも此れも、ルウの味が非常に宜しいので、何とも癖に成る味わい。
  香辛料の辛さ、仄かに感じる酸味、素材から染み出している甘味が絶妙に混ざり合っている。
  具の鶏肉も、大きい物がゴロゴロと入っており、食べ出は十分。
  そして、ナンはと言えば、表面はサックリ、カリッと香ばしい焼き上がりで、
  手で千切ると、モッチリとした食感が手に伝わる様で、実際に頂いても想像通りの柔らかさ。
  ナンは結構、当たり外れが有る様に思うのだが、僕の数少ない印度料理の経験上、
  一位の評価をしている、本庄の「アンベール」にも匹敵する旨さだ。
  然し、「アンベール」は昼時、ナンが食べ放題なので、其の点では「アンベール」に軍配…。
  〆にマンゴーラッシーも飲み干し、午後の業務に邁進する。