続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「つけ麺 弐★゛屋~にぼしや~」【日進】

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 ◎「濃厚煮干しつけ麺(特盛)」七八〇円+「ほぐし豚」一五〇円

 …昨日は昼に「鮨処 いっしん」で旨い寿司を摘みに麦酒を四杯呷り、
  其れでは飽き足らず、大宮の街に出、「いづみや第二支店」で麦酒一杯、酎ハイ一杯を遣り、
  十七時過ぎに家に帰り、気分も優れないので、早々に閉店ガラガラ。
  酔い潰れて轟沈し、目覚めれば二十三時過ぎ。
  其れから小一時間起きたものの、取り立ててする事も無く、再び床に潜り込む。
  途中、何度も排尿で起き乍らも、今朝の起床は一〇時過ぎ。
  昨日の夕方から、断続して十五時間も眠ると言う、自堕落にも程が有る駄目さ加減…。
  身体は寝過ぎで痛く、酒場の煙草の煙に塗れたので煙草臭い。
  そんな身体を清めるべく、風呂に入り、今日も今日とて、無駄に天気なのが悲しい…。
  昨日の昼以来、何も口にしていないので、異様な空腹に襲われる。
  昼御飯は目星は付けてあり、すっかり御無沙汰している此方へ、五月二十九日以来の訪問。
  日進駅の橋上化に因り、踏切を渡って南口に行かなくても済む様に成った所為で、
  すっかり南口に出掛ける事も無くなり、且つ、人気店に成長した様で、混雑していると聞き、
  尚更足が遠退いてしまったが、幾つか新しいメニューも出来たと聞き、四ヶ月半振りに訪れる。
  正午の数分前に到着するも、懸念された行列は無く、すんなり店内に入れる。
  券売機に向かい、新メニューの「味噌らー麺」や「カリーつけ麺」にも惹かれるが、
  久方振りの訪問と言うのも有り、此処は一つ、基本に立ち返って「濃厚煮干しつけ麺」で。
  此れを「特盛」にし、トッピングは同じく新加入の「ほぐし豚」を付けてみる。
  先客は五名のみで、若干、拍子抜けの感じもするが、混雑しているよりはずっと良い…。
  席に座り、久し振りの対面を今や遅しと待ってみる。
  そして、待つ事、一〇分強。
  南北分断で泣き別れに成って、数十年振りに対面を果たすかの様な感慨深さが有る。
  早速、麺の上に乗った貝割れ大根をつけ汁に投入したら、食事の開始だ。
  極太の麺を手繰り、つけ汁に浸すと、ドロッとしたとろみの有るつけ汁が、
  麺にしっかりと纏わり付き、其の濃厚さは相変わらずで、思わず嬉しくなってしまう。
  此れを、勢い良くヅヅヅヅヅと音を荒げて啜る。
  つけ汁は、以前よりも幾分、醤油ダレと煮干の風味が立っている印象で、味が濃くなった気がする。
  以前よりも、煮干しらしい味わいが感じられる。
  鶏を主に用いたスープは、トロットロでクリーミー、滑らかで円やかな口当たり。
  コクが有るのだが、決して執拗さは無く、何とも言えない懐かしさが感じられる。
  麺は箸で手繰るのも容易じゃない位の極太で、やや茶色をしている。
  「完全国産小麦麺」を謳う麺は、しっかりと水で〆られ、モッチリ、モチモチとした弾力と、
  歯を押し返す様な強靭な腰が効いており、噛む毎に食感が愉しい。
  叉焼はバラ肉の物で、脂身がプルンプルンとして、コラーゲンたっぷり。
  味付けも、一時期、味が落ちた気がしたが、其の時よりは復調している感が有る。
  「ほぐし豚」はつけ汁に浸され、トロトロ、ホロホロの食感。
  麺は結構な太さの物で、シャキシャキとした歯触りが心地好い。
  快調に、美味しく啜っていると、僕の気分を害する不穏な影が店外に見える。
  出たっ!木っ端アベック…。
  「ウチらは周りから爽やかアベックって言われてます!」とでも言いたそうな其の木っ端アベックは、
  店内に二席並んで座れる席が無いので、外で待っている様子。
  奴等は何処にでも侵食、侵略して来るね、全く。
  態々、自転車に乗って迄…。
  良し、こう成ったら、奴等の其の習性を利用しない手は無い。
  小洒落たテレヴィヂョンの番組や雑誌で、尖閣諸島竹島を、今、流行の最先端スポットと扇動し、
  そうすれば、蜜に群がる蟻の様に、のこのこと木っ端アベックが集結するに違いないので、
  尖閣諸島竹島を木っ端アベックに占領、統治させれば良い。
  奴等なら、食糧が無くても、きっと立派に生き延びる筈…。
  つけ麺は旨いのだが、嗚呼、苛苛する!