続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「らーめん大 池袋店」【池袋】

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◆「らーめん大 池袋店」【池袋】

 ◎「らーめん」六〇〇円+「味付卵」七〇円+「めんま」一〇〇円

 …昨日。
  土曜日、日曜日の休日明けは、朝一で池袋へと出掛ける。
  其れにしても何だ。
  背広の上っ張りを羽織って駅迄の道程を歩くと、汗が瀧の様に噴き出す。
  此れを、季節は秋と呼ぶべきではない。
  立派に真夏だ…。
  仕事中も団扇が手放せず、パーソナルコンピューターと睨めっこをする。
  暑い…、茹だる様な暑さだ…。
  十二時半を過ぎ、午後から坂戸に出掛ける事に成っているので、
  池袋で昼御飯を済ませてから東武東上線に乗車しようと、池袋駅の西口を彷徨う。
  「ジャンクガレッジ」も九日と間が空いてしまっているので、身体が大蒜を欲している。
  と言う事で、直系の「ラーメン二郎 池袋東口店」には目もくれず、
  旧「ラーメン二郎 堀切店」系列の此方へ、二月六日以来、八ヶ月半振りに出掛ける。
  店外に行列は無く、店に入り、先ずは券売機で食券を購入する。
  「らーめん」、「味付卵」、「めんま」の釦を立て続けに押す。
  席は全て埋まっていたが、一分と経たずに席が空き、事無きを得る。
  汗を拭いつつ、冷水を飲みつつ、出来上がりを待つ。
  そして一〇分後、トッピングを訊かれ、「野菜、大蒜、脂で」と御願いする。
  カウンターの上に、皿に載せられた丼がドンッと置かれ、受け取り、テーブルに下ろす。
  野菜の盛りは先ず先ずで、八ヶ月半振りの対面を果たす。
  先ずは蓮華でスープを啜ると、何時もは醤油ダレの味が立っており、
  すっきり、キリッとした味わいなのだが、今回は何と無く、輪郭がぼやけている感じがする。
  良く言えば、やや乳化した円やかな味わいなのだろうが、人生で初めての「ラーメン二郎」が、
  「ラーメン二郎 堀切店」だった僕としては、当時の味とは若干の乖離が有り、違和感を覚える。
  普通の醤油豚骨ラーメンの様なスープと、大して変わらない気さえする…。
  まあ、旨い事には変わりない。
  野菜はシャキシャキとして、茹で立てなのか熱熱で、猫舌は参ってしまう。
  そして、野菜の山の下から、丸で、マグマを掘り出すかの様に麺を引っ張り上げる。
  「丸山製麺」の麺は、極太で縮れが強く効いており、箸で持ち上げると重量感が有る。
  其れを啜ると、しっかりとした腰と、モッチリとした弾力は健在。
  スープと良く絡み、相性も抜群と言えよう。
  豚はパサパサ感が有り、「ラーメン二郎 堀切店」に足繁く通っていた頃の、
  スープに浸すと脂身がトロットロに蕩ける様な感じは影を潜め、非常に残念…。
  此方に来ると、如何言う訳だか発注してしまう麺麻は、至って普通。
  味付け玉子は半熟加減で、黄身がネットリとして、味が存分に染みていると言う感じではないが、
  一口齧り、スープを啜り、玉子の旨さを堪能する。
  流石に、此の後も仕事なので、大蒜は控え目に選って啜ったが、「ブレスケア」を服用し、
  東武東上線の急行に乗車し、仕事に向かう…。