続・ROCK‘N’ROLL退屈男

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「麺屋 吉佐」【茅ヶ崎】

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◆「麺屋 吉佐」【茅ヶ崎

 ◎「味玉らーめん」七〇〇円

 …昨日は坂戸での仕事を終えて帰り、高等学校時分の悪友が来ると言い、
  二十一時から宮原で呑み、流れ流れて午前一時半…。
  其れから二人で「マクドナルド」に行き、「ダブルクォーターパウンダーチーズ」を購入し、
  家に帰り、三十四のおっさん二人で、缶麦酒でハンバーガーに齧り付く駄目さ加減…。
  朝は七時半に起床し、寝起きの悪い悪友を叩き起こし、僕は仕事に出掛ける。
  今回、三度目の茅ヶ崎担当と成り、湘南新宿ラインに揺られて海沿いの街へ。
  今日も今日とて、駅迄歩いて電車に乗り込めば、汗が止め処無く噴き出し、
  電車内の冷房の効きは悪いし、此れを「秋だから…」だと片付けられては困る!
  言って置くが、全く以って、夏だ。
  茅ヶ崎に着けば風が吹き荒れ、ジッとしていれば幾分、暑さは和らぐが、
  動き出せば瀧の様に汗がドッと出、大きなタオルが手放せない…。
  十三時を廻り、一先ず、昼御飯を摂りに出る事にする。
  茅ヶ崎と言えば、「二郎」系の亜流の「えぼし麺 菜良」が良い。
  態々、歩いて出掛けると閉まっており、毎週月曜日と、第一、三、五週火曜日は定休日と言い、
  其の場に膝から崩れ落ちそうな感覚に見舞われ、諦め切れない思いで踵を返す…。
  すっかり目標を失った腕白中年は、次の手を模索する。
  茅ヶ崎を訪れる様に成り、ラーメン店の目星を付けた中で、未訪の店が有るのを思い出す。
  中々訪れる機会に恵まれなかった此方を初めて訪れてみる事にする…。
  店内に入り、先ずは券売機と対面する。
  何を売り物にしているかも分からない儘、「味玉らーめん」の釦を指が自然と押してしまう。
  本能的に欲したのだろう…。
  カウンター席に腰掛け、食券を提示すると、昼時は御飯をサーヴィスで出していると言われ、
  十一月に人生初の成人病検診を控えた腕白中年は、又しても堪え性が無く、
  断る事を知らず、言われるが儘、「御願いします」と答えてしまう。
  こう言う素直な性格、もっと伸ばしてやりたい…。
  汗を拭きつつ、如何してこんなにも汗をかくのか、病気ではなかろうかと心配していると、
  一〇分程でラーメンが目の前に差し出され、丼が熱いと忠告を受ける。
  慎重に丼を下ろし、ラーメンを観察すると、茶褐色をした醤油豚骨系。
  蓮華でスープを啜ると、気持ち、とろみが有り、一口目に魚介系の風味がフワッと香る。
  そして、醤油の酸味をやや感じた後、豚骨のコッテリ感が伝わって来る。
  予想では、魚介系醤油豚骨だろうなと踏んでいただけに、読み通りと言った所か…。
  麺は中細と言った感じで、加水率は低めで、ツルツルし過ぎないのが好みなので良い。
  取り立てて、腰が効いていると言う感じでも無いが、印象としては悪くない。
  具はと言えば、片面だけを炙った叉焼
  個人的には、炙っていない方が好みだが、ムッチリとした感じで、先ず先ずの味わい。
  麺麻は枕木の様な太さの物だが、食感が異様に柔らかく、シャキシャキ感が無いのが残念。
  麺麻は御飯のおかずとして頂く。
  他には海苔、糸唐辛子が入り、トッピングの味付け玉子に期待を寄せる。
  箸で摘むと、半熟加減が分かる。
  実際に齧ってみると、色の割りには、味の染み込みが今一で、味が薄く感じる。
  黄身の半熟度合い、ネットリ感は及第点。
  スープは大方飲み干し、又しても、来月の成人病検診を前に自殺行為をしてみる…。
  最近、身体のガタが激しく、夜中に不意に目覚めると、急に動悸が激しくなったり、
  心の臓は相変わらず、時折痛むし、息切れはするし、足の親指は痛むし…。
  老い先長くは無いな…。